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トピックス No.24 2003/04/01
高岡市御旅屋町 パセオガーデン で パブリックアート制作実施鎮守の森のアルチザン(職人) 平成15年9月末 完成予定
高岡市では、ものづくりのまちとしての技術力・デザイン力を生かしたパブリックアートの導入により、人が集い賑わい、うるおいと魅力にあふれた都市空間の創出と良好な景観形成を図るとともに、本市の地場産業の振興に資することとしており、このたび、高岡市パブリックアートまちづくり市民会議の協力を得て、御旅屋地内でパブリックアートの制作を実施することになりました。 ○ 実施場所
パセオガーデン
「伝えの扉」の趣旨に沿って、「扉」の北西側にあたる地域は、過去を表し、高岡の歴史を語り伝えるゾーンである。ちょうどこの方向にあるパセオガーデンの中心にあるケヤキの大木は、開発前の寺院境内にあったもので、まちの変遷を見守り続けてきた広場の新堀ツリーである。
近くには、「伝えの扉」、「御旅屋町メルヘン広場」があり、どうぶつというきょうつうこうで、面としてのつながりを持たせることができる。○ 基本コンセプト
コンセプト
・ 高岡の歴史と文化を踏まえつつ
・ これからの時代に夢を持てるような
・ 楽しさを生み出す空間づくり
コンセプトイメージ
・ 市民が集い楽しむお祭り広場
・ 住民、市民がいっしょに関わる空間づくり○ 制作内容
作品名:
鎮守の森のアルチザン
具体的な作品内容:
12体の職人
森の妖精たちが、職人の姿をして、森羅万象を作り出していく。
12体の職人たちのネーミングを募集する
森に集う生き物たち
時の森のフクロウや、その他の鳥たちがケヤキを守っている
生き物たちの足跡
周りの歩行空間には、生き物たちの足跡が残っている
職人たちの造形物
職人たちが描いたり、作ったりしている職人の造形物が擁壁にある。
そこに描かれている生き物たちは、子供たちを含む市民が描き手として参加する
○ 制作者
鎮守の森プロジェクトチーム「たまや」
竹中 勝治 氏
丸山 幸一 氏
やまと あつし 氏
物語 鎮守の森のアルチザン(職人)
普段は目に見えない、でもちょっと目をこらしてみると
ひょっとしたら見えてくる。
ケヤキに集うあの鳥、あのいきものたち・・・。
職人という肩書きを持つ精霊たちが、夜な夜な現れては
星の軌道を修正する。いきものたちを描き出す。
けやきはそれを、ずっと見守っている。
親方は腕組みをして、大きな声をあげる。
「星をもっと輝かせろ!そこの猫をゆり起こせ!」
明日は風が吹く、きっと職人たちのはたらく音がする。
高岡市万葉歴史館の常設展示室「家持劇場」がリニューアルオープン 平成15年4月2日 一般公開
万葉歌人大伴家持の半生を語る「家持劇場」がリニューアルオープンしました。
100インチの紗幕スクリーンを使って、影絵やコンピューターグラフィック
など幻想的な演出で皆さんを万葉夢幻の世界へと誘います。
常設展示室は、「ふるさとの万葉」をテーマに、万葉歌人大伴家持の半生を語る「家持劇場」や「メディアボックス」、「四季のシンボル造形」で構成されています。
今回の改修は、家持劇場の操り人形を大型化し、新設した100インチスクリーンに、コンピューターグラフィックと実写を組み合わせた映像を映し出して、家持の生涯と、越中で過ごした日々をたどっていきます。また、劇場床面の段差をなくし、観客席数も増設されました。
本編上映の幕間には、家持の秀歌を、越中を中心とする自然や景物と共に紹介しています。
日の出前 平城京朱雀門を見上げる青年家持
高岡市万葉歴史館
〒933−0116
富山県高岡市伏木一宮1−11−11
TEL 0766-44-5511 FAX 0766-44-7335
http://www.manreki.com/
■開館時間 午前9時〜午後6時
・11月〜3月の期間は5時閉館
・入館は閉館の45分前まで
■休館日 毎週火曜日
■入館料 一般…210円
中学生以下…無料