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高岡市教育委員会は昨年度から高岡古城公園（高岡城跡）の発掘調査を進めてきましたが、これまでに、高岡城の構造物の土台とみられる礎石を本丸広場で発掘しました。複数の礎石が広範囲に位置していることや、約１m 土盛りをした上に配置してていることから、周囲より高い位置に構築した城郭の主要構造物の可能性があると思われます。
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高岡城は1615(元和元)年の「一国一城令」で廃城が決まり、築後あまりに早い廃城で、これまでにはあまり多くの歴史資料が発見されてきませんでしが、高岡城跡で初めての、江戸期1609(慶長14)年に築城された構造物の遺構の発掘です。
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本年度は、前田利長が居住していた御殿や塩蔵の遺構の発見を目指し、本丸広場で発掘調査進めてきました。地中からは、礎石のほかに土坑や溝状遺構で、生活の跡とみられる越中瀬戸焼や伊万里焼も発掘されています。市教委は７日に一般公開いたします。
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今後は構造物についての調査を進めるほか、本丸広場の別の地点でも発掘調査を進めます。市教委は城跡の国史跡指定を目指しており、2010年度から12年度までの期間で本格調査を実施している。
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