.
K's-forumindex へ
トピックス No.218
2011/05/01
高岡銅器の歴史も紹介
IKOKANA−いこまいけ金屋町を発刊
金屋町まちづくり協議会

 高岡銅器発祥の地・高岡市金屋町の「金屋町まちづくり協議会」は、開町四百年を記念して「おもてなしマップ「IKOKANA−いこまいけ金屋町」」を作成しました。銅器の町の特徴を体感しながら散策してもらおうと、銅器の販売所や製造所などを、店主らの似顔絵、コメントを添えて紹介していいます。
 
IKOKANA−いこまいけ金屋町
クリックすると大きくなります。
 
 
 金屋町は、開町(1611年)まもない城下町高岡を繁栄させるため、加賀藩は鋳物作りを奨励したことから、高岡鋳物発祥の地として大いに栄えました。金屋町で400年も続いた鋳物技術は現代にも受け継がれ、銅器の全国シェア90%を誇り、鉄器、アルミ製品でも全国に知られています。アルミ製品は、現代建築に欠かせない素材として高岡の主要産業となっています。
 
 金屋町は、高岡でも最も古い町であり、今も格子造りの家々が軒を並べ、約500mにわたって続く石畳の道と格子造りの古い家並みが見事に調和し、一帯は明治・大正時代を彷彿させます。風情ある街並みは、映画やテレビの舞台にも登場します。金屋町の祭りとしては、毎年6月20日に行われる「御印祭」が有名です。鋳物師の心意気を歌と踊りで表現したといわれる「弥栄節街流し」が見所の祭りです。
  
 マップは四つ折りで、縦二十五センチ、横十二センチ。一万部印刷。金屋町をイメージしたやまぶき色をアクセントに使い、落款風のオリジナルマーク「金屋町四百年」をあしらったデザインです。市内のイラストレーター今井りえさんの似顔絵は、街の生き生きとした雰囲気が伝わってきます。製造所や飲食店など約50ヵ所のほか、寺社・最寄りのバス停・金屋町と高岡銅器の歴史・職人が現在も使っている「高岡言葉」・伝統の祭りなどが紹介紹介されています。外国人観光客と会話用に、英語、中国語、韓国語の簡単な例文も掲載しています。
 

   .