童謡「夕日」で知られる高岡市出身の作曲家、室崎琴月(1891-1977)のブロンズ製胸像の除幕式が、3月23日高岡市片原町交差点の北陸銀行高岡支店に隣接するポケットパークで行われ、約50人が古里の音楽家を顕彰する新たなシンボルの完成をお祝いしました。
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これまで市内に琴月の銅像はなく、室崎琴月生誕120周年記念事業実行委員会が功績を今後も広く伝えていくことを目的に建立を計画し、京町の彫刻家、楢原北悠さん(57)が原型を手掛けられました。「夕日」をモチーフにした少年少女の像「ぎんぎんぎらぎら」の横に建立され、共に日が沈む西の方角を向くよう設置されました。
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式では東京都台東区在住の琴月の孫の初子さん(61)「高岡の皆さんに愛され、祖父も喜んでいると思います。楽しそうに『夕日』を口ずさむ姿が思い浮かびます」と感謝の言葉を述べられました。
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関係者が除幕し、作曲中の表情をイメージしたというやや険しい顔つきの胸像が現れると、坂ノ下保育園の年長児16人が元気のいい歌声で「夕日」を合唱しました。
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