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トピックス No.210
2011/01/01
2013年度に利用開始
高岡砺波スマートIC、新たに本線直結型で建設
全国で10ヵ所程度が年明け早々に許可される見通し

 富山県内で計画されている北陸自動車道の高岡砺波スマートインターチェンジ(仮称)と、東海北陸自動車道の南砺スマートインターチェンジ(仮称)の設置が国交省から許可される見通しとなりました。高岡市、砺波市と南砺市は、それぞれ2013年度の利用開始を目指します。
 
 追記:3月1日付けで国土交通大臣から連結許可が届きました。
 
 池口修次国土交通副大臣が27日の記者会見で高速道路の自動料金収受システム(ETC)専用のスマートICについて「地方から多くの要望があり、できるものから速やかに着手していきたい」と述べ、本年度中に複数箇所の新規整備事業化をする考えを明らかにしました。これを受けて石井驤齟m事は「設置が実質的に決定されたものと受け止めており、大変うれしい」とのコメントし、地元自治体である高岡市や砺波市、南砺市と連携して早期設置に努力していく考えを示しています。
 
 スマートICは料金収受要員が不要で、従来のICより低コストであり、地方自治体などの計画に基づき国交省が設置を許可します。国交省は高速道路の料金割引財源の一部を使って整備する予定ですが、新料金問題の決着が遅れたため、新規の設置許可を見送ってきました。富山と同様に設置準備が整っているスマートICは全国で10ヵ所程度しかなく、年明け早々に許可される見通しです。
 
 高岡砺波スマートICと南砺スマートICは、10月に開かれた地区協議会で、国の設置許可に必要な実施計画書にそれぞれ合意していいて、高岡砺波スマートICは砺波市下中条と高岡市戸出西部金屋にまたがる地域で計画。本線は砺波市内で、ETCは高岡市側に設置する計画で、総事業費は23億円で地元負担金は 4億3800万円。南砺スマートICは南砺市柴田屋で計画され、総事業費は20億7000万円で地元負担は 3億7000万円。両ICとも新たに本線直結型ICを建設する計画です。
 
平面図クリックして大きなサイズでご覧ください

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