回廊特別展示 少し早めの「万葉の春」が楽しめます |
館蔵品特別展示「かたかご 繚りょうらん乱」開催 |
3月31日(月)まで 高岡市万葉歴史館
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大伴家持が越中で歌い上げたことで、万葉を代表する花の一つとなった「かたかご」の花を描いた絵画を中心に館蔵品を一挙に展示しています。少し早めの「万葉の春」を味わえます。
【と き】 3月31日(月)まで
【開館時間】 午前9時〜午後5時 入館は午後4時15分まで 火曜休館(祝日の場合は翌日)
【入館料】 一般210円、中学生以下無料
【ところ・お問い合わせ】 万葉歴史館 TEL 0766-44-5511
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■□ 展示内容 □■
犬養孝(書) 越智正治(日本画) 日下常由(洋画) 佐竹清(版画) 新保秀夫(拓本) 鈴木靖将(日本画) 松山悦子(日本画) 山口義夫(日本画) 万葉花譜 かたかご関連グッズの紹介 高岡市内かたかご群生地の紹介 他
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もののふの 八十娘子(やそをとめ)らが
汲(く)みまがふ 寺井(てらゐ)の上の 堅香子(かたかご)の花
万葉集 巻19・4143 大伴家持
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たくさんのおとめたちが入り乱れて水を汲む 寺井のほとりの 堅香子の花よ
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「堅香子(かたかご)」は、カタクリの花のことです。
雪が解けてほどなく、向かいあった2枚の葉を出し、葉の間からつぼみを一個だけつけた花茎が伸び、サクラより少し早く、薄い紅紫色をした6弁の小さな花を咲かせます。
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自然の姿では多くが群生し、家持が「たくさんの乙女たち」と詠んでいるのは、かたかごの花そのもののことであろうとの説もあります。
高岡の人々を中心とした活動がみのって、平成6年に350円切手の図柄として採用され、平成7年には高岡市の花となりました。
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早春に可憐な花が咲く「かたかご」のお花畑 |