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トピックス No.206
2010/11/01
新たな飛躍のステージを迎える
高岡市は合併5周年を迎える
平成17年11月1日に旧高岡市と旧福岡町が合併


高岡市 市章
 高岡には、万葉の歌人大伴家持から続く万葉の文化と前田利長公が町を開いてから400年の加賀藩前田家文化、そしてこれらの歴史・文化がはぐくんだものづくりの技と心があります。国宝瑞龍寺や勝興寺をはじめとする寺社建造物や山町筋などの歴史的町並み、金工・漆工に代表される工芸技術、越中福岡の菅笠製作技術、地域毎に伝承された祭礼・年中行事など、高岡を彩る有形・無形の歴史・文化資産を資源として地域・経済活性化に活用するなど、歴史都市を目指しています。
 
 高岡市は、平成17年11月1日に旧高岡市と旧福岡町が合併してから5周年を迎えました。さらに今、平成26年度の北陸新幹線開業を控え、高岡は新たな飛躍のステージを迎えました。
 
 北陸新幹線は金沢までの開業を平成26年度に予定され、新幹線新高岡駅(仮称)は、現在のJR高岡駅から南側へ約1.5キロメートルに計画されています。市民生活の交通拠点であるJR高岡駅では駅舎の橋上化や駅舎・ホームのバリアフリー化、駅の南北を結ぶ自由通路、駅前広場の整備が進められています。また、広域的な交通拠点となる新幹線新駅では、周辺道路をはじめ、東海北陸自動車道や北陸自動車道、伏木富山港へのアクセス道路の整備を戦略的に進めています。これらにより、新駅の利用圏域は飛騨地域から富山県西部、能登地域に及ぶ飛越能86万人と考えられ、飛越能の交流拠点と言えます。
 
 北陸新幹線が開業すると、南北に延びる東海北陸自動車道・能越自動車道と東西方向への北陸自動車道が交差する高速交通の軸になる高岡市は、三大都市圏との人・物・情報の流れの交流結節点となり、観光やビジネスによる交流人口の拡大が期待されています。さらに、日本海に開けた伏木港を擁し三大都市圏と等距離にあることから、東アジアに向けた扇の要とも言える位置づけにあり、日本海沿岸諸国へ向けての流れをつくることで環日本海交流の拠点としての可能性が広がります。
 
合併5周年の主な歩み
平成17年  
11月 1日 高岡市・福岡町が合併
平成18年
4月 1日 小学校・中学校・特別支援学校でものづくり・デザイン科
8月 2日 つくりもんまつりがサントリー地域文化賞受賞
 10月27日 高岡古城公園が日本の歴史公園100選に認定
平成19年
4月15日 能悦自動車道の高岡IC−氷見ICが開通
11月30日 中心市街地活性化計画が国から認定
12月23日 新福岡消防署が完成
平成20年
7月 5日 東海北陸自動車道が全線開通
9月13日 高岡城総登城まつり
11月21日 前田利長公墓所が国史跡に決定
平成21年
2月23日 滝田洋二郎監督のおくりびとがアカデミー賞受賞
3月11日 越中福岡の菅笠製作技術が国重要無形民俗文化財に指定
4月 1日 高岡総合斎場が供用開始
9月13日 開町400年前田利長公入城大行進
12月12日 JR高岡駅橋上駅舎が一部供用開始
平成22年
4月21日 里山交流センターがオープン
4月28日 越中・飛騨観光圏が国の認定
10月 4日 中田コミュニティセンターがオープン

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