新高岡駅デザインA案 |
新黒部駅のデザイン案は外壁の白とグレーが基調になっていて、A案は不ぞろいに配置した窓と壁面で蜃気楼を表現、B案は壁面に黒部の多様な自然を波線で表し、C案は立山連峰の山並みに呼応するよう外壁面を分割しています。
高岡市、黒部市はデザイン案を一つに絞り込んで年内に鉄道・運輸機構に伝え、同機構は来年早々にも実施設計に入ります。工事発注は新黒部駅が2011年度末、新高岡駅が21年度初めとなり、14年度末の金沢開業までに完成します。
新高岡駅はJR高岡駅から約1.5km離れた高岡市駅南地区に整備され、隣接して城端線新駅が設置されます。また、新黒部駅は北陸自動車道黒部インターチェンジから約800m離れた黒部市若栗に設置され、南側には富山地鉄の新駅が併設される予定でです。
高岡市は10月中旬までにデータを提示し広く意見聞くことにしていて、利用者が乗り降りしたときに印象に残るデザインにしたい考えです。また、新高岡駅周辺には大規模な駐車場を整備するなど、氷見をはじめ能登や飛騨方面も含めた広域観光の拠点にしたい考えです。
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