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トピックス No.199
2010/07/16
全国から公募した工芸品の展示販売
第3回 金屋町楽市 in さまのこ 9月17-19日に開催
富大芸術文化学部の学生がのぼり旗を制作

 高岡市金屋町を舞台に、全国から公募した工芸品の展示販売などを行う「金屋町楽市 in さまのこ」は、今年も 9月17-19日に開催されます。舞台となる金屋町は高岡鋳物発祥の地で、江戸時代初期以来の町並みを残す狭間子(格子戸)と石畳が美しい通りです。
 
 3回目の今年は、展示会場の目印となるのぼり旗を富山大芸術文化学部の学生が企画し 4年の古川光太さんがデザインを考案しました。富山大芸術文化学部キャンパスで学生ら9人は、高岡市末広町の「といでや染工場」5代目の戸井孝裕さんの指導を受け、オレンジ、青、紫、緑、茶の 5色の染料を麻布の風合いを生かすために上部のみをはけで染め、思い思いの絵も描いていました。
 

麻布を染色する学生
 染色した麻布は縦 1m、横 23cm の大きさに裁断され、金屋町楽市のロゴマークを入れ、金屋町楽市 in さまのこ 会場の目印となる のぼり旗 になります。
 
 金屋町楽市は同学部や高岡市、金屋町自治会などでつくる実行委員会が主催。本年は「花鳥風月・技」をテーマに、日本人がはぐくんできた感性を狭間子の町並みで楽しみ、工芸品の展示販売や高階秀爾 大原美術館長や宮廻正明 東京芸術大教授らによるシンポジウムや茶会などが行われ、寄席やまちめぐりツアーなどのイベントも企画されています。

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