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トピックス No.183
2009/11/16
ステーションのイメージや自転車のデザインなどを発表
富山市自転車市民共同利用システム
ヨーロッパで一般的になりつつあるレンタル自転車システム

 富山市が、平成22年3月に事業開始を計画している「富山市自転車市民共同利用システム」を実施・運営するシクロシティ株式会社のトマ ゲドロン代表取締役社長が、森市長を表敬訪問し、事業内容や自転車の貸し出し基地となるステーションのイメージや自転車のデザインなどを発表しました。
 
 富山市が導入するのは、フランスのパリなどヨーロッパで一般的になりつつあるレンタル自転車システムで日本での本格導入は、富山市が初めてです。
 
 市長は、この事業は環境モデル都市の大きな柱であり低炭素社会の理想モデルにしていきたい。と挨拶されました。
 
 
 このシステムは、事前登録した利用者が、市内各所に設置されたステーションの自転車を自由に利用し、利用後は何処のステーションにも返却することができる仕組みです。2003年にオーストリアで始まり、環境に優しいシステムとして人気が高まった。現在はヨーロッパ64都市で42,000台以上が走っています。特にパリではステーションが1,500カ所、自転車が20,000台あり、2年間で約5千万回の利用実績があります。
 
 富山市では初年度、市の中心市街地の15か所に「ステーション」と呼ばれる無人の自転車貸出基地を設置し、150台の自転車を配置します。導入される自転車は1台およそ20万円のフランス製で、後輪カバーは富山市のイメージカラーの青色です。また、日本の道路交通法に適用するようハンドル幅を短く改良されています。
 
 この事業は富山市の進める二酸化炭素削減計画の一環で環境省の事業に採択され、初期投資にかかる1億5千万円のうち9割は国の予算でまかないます。
 
 シクロシティ社はヨーロッパ64都市でレンタル自転車事業を運営しているフランスの会社の日本法人で、運営費は利用料の他、ステーションに設ける広告スペースの広告収入を充てます。
 
 二上桂介は高岡市議会9月議会でこのシステムの高岡市中心市街や観光スポットでの導入を提案をしました。
ヨーロッパではヴェリブと呼ばれています。

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