高岡開町400年を記念して高岡市の伝統工芸の若手職人らでつくる高岡伝統産業青年会が中心となって制作を進めてきたモニュメント「高岡大兜」が完成し、30日に高岡商工ビル前で除幕式が行われました。
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お披露目された高岡大兜は青銅製、開町400年にちなんで高さ400cm、重さ約400Kgの大作で、関係者はモニュメントの完成をお祝いしました。
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兜は、高岡開町の祖 加賀藩二代藩主 前田利長が愛用した「銀鯰尾形兜」をモチーフとした作品で、同青年会が4月から制作に取り組んできたもので、彫金や象嵌、螺鈿の細工など、高岡の伝統技術が駆使され製作されました。
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高岡大兜は本年4月下旬から制作を進めてきたもので、ナマズの尾の形が特徴の利長の兜のモニュメントで、高さ400cm、重さ400Kgとサイズが大きいため、上部、中央部、下部に分け7つのパーツに分けて鋳造されました。
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前田利長が愛用した銀鯰尾形兜(ぎんなまずおなりかぶと)は、鯰の尾の形をした兜で、銀箔がはられ、兜の高さは約140p もある日本で最大級の大きさです。
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