高岡市は高岡古城公園内の古城の滝の流水を本年夏に復活させることにしました。揚水ポンプを新設し水濠の水を循環させることで、景観事業として取り組む事としていますが、濠の浄化にも繋がることと期待されています。
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高岡古城公園の三つの滝 |
古城公園には古城の滝の他、朝陽の滝、大手口の滝の三つの滝がありますが、本丸から内堀に流れる古城の滝は、明治末期に京都の庭師 広瀬万次郎 が手がけたと伝えられる最も古い滝です。
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当初は本丸の噴水の水が流れていたものですが、戦後は流水が途絶えていました。昭和五四年には、融雪用水の井戸水を流せるようにしていましたが、融雪用の井戸水が十分に無いことなどから流水を停止していました。
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高岡市は来年の開町400年に併せた古城公園再整備事業の中で、古城の滝の復活を決定しました。滝が流水する内濠の向側にある動物園側からの景観にも配慮して、樹木の剪定を行うほか、園路整備や朝陽の滝の再生、土橋の石垣付近の遊歩道整備にも着手します。
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