. K's-forumindex へ
  
トピックス No.129
2007/08/16
国定公園 雨晴海岸
義経岩の補修工事 10月から着手
波浪や風雨による浸食や倒壊から景観を保全

 万葉集に渋谿(しぶたに)と詠まれた雨晴海岸は、岩礁が多く白砂青松の景勝地で日本の渚百選の一つにも選ばれています。
 
 富山湾越しに3,000m級の立山連峰を望むことができる、他に類のない景勝地で、義経岩 は源義経が奥州へ落ち延びる途中、にわか雨の晴れるのを待ったという岩で、地名 雨晴 (あまはらし) の由来となっています。
 

 
 雄大な景観の一角を構成する 義経岩 は、ひび割れや水割れで将来倒壊する危険性が指摘されており、岩の上に生えている比較的細い松2本と土砂を2、3m離れた岩の間に移すことにし、大木はそのままとします。岩のひび割れは、状況を確認し、必要な補修を行います。
 
 源義経が雨宿りをした伝説のある空洞部分は補強して残すこととし、事業総額は3,100万円と見込まれています。
 

   .