12月10日庄川左岸の新幹線庄川橋梁建設現場において、橋梁他工事の安全祈願祭が挙行されました。富山県西部では石川県境のトンネル工事以来、平地における工事では初めての着工で、市民からも大いに期待されています。
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現地での作業着手は昨年四月に認可されていたもので、北陸新幹線庄川橋梁の建設工事は、10月23日、射水市土合地内の庄川で橋脚を設置するための河床を確保する「瀬替え」の作業が始まっていたもので、事実上着工していました。
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瀬替えは工事用地を確保するために川の流れを変えることをいう。初日の同日は中州の河原に重機二台が出て、砂利で土のうを作った後、右岸寄りの流れを土のうでふさぐ作業が進められました。
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土のうは縦、横、高さが各 1mの大きさで、架橋地点から約 500m上流にある右岸寄りの流れの分岐点に90個を入れ、水がはけた後、下流側に40個を設置。二週間後には仮堤防を完成させ、11月下旬に橋脚の建設工事に着手しています。
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庄川は9月下旬から6月中旬までが渇水期となり、今回の瀬替えによって確保した河床には、来年6月中旬までに三基の橋脚を建設されます。
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庄川橋梁は全長 712mで、射水市土合地内と高岡市明和町・出来田深沢地内を結びます。総工費は22億八8900万円、完成は2010年3月の予定です。一般の線路工事より時間がかかるため、先行して着手したものです。
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