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高岡市消防本部は応急手当普及員の資格を持つ市民から募集した「救急救命ボランティア」を組織し、救急救命ボランティア36人に登録証を交付しました。消防活動で行う普通救命講習会への協力を求めることとしています。
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ボランティア登録された普及員を地域で開催の講習会や本部開催の講習会に講師として派遣し、救命技術の水準を引き上げ、救命率の向上を目指します。
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応急手当普及員は、市消防本部が心肺蘇生法や止血法など救命の技術講習計24時間の修了生です。現在は3年に1度の再講習を受けた262人が資格者がいます。応急手当普及員は救命の基礎技術を学ぶ「普通救命」の講習会で講師を務めることができます。
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ボランティアのジャケット |
平成16年7月にAED(自動体外式除細動器)の使用が一般に解禁されたこともあり、救命に対する市民の関心が高まっています。昨年度の普通救命講習会の参加者は、市内で約2500人と前年度の約2倍に増えています。
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自治会や学校などが独自に講習会を企画し、消防へ講師派遣を要請するケースも昨年度は約100回と増えていることから、市消防本部でボランティア組織を立ち上げることとしました。消防本部が窓口になり、派遣要請があればメンバーに依頼。メンバーは救急隊員とともに指導に取り組みます。
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