素晴しい地域活動

続・「待つ福祉から、発見できる福祉」

M市ケアマネジャー 江川様から地域の情報の近況を頂きました。

大分以前に「M市のケアマネ」のハンドルネームで投稿させて頂きました江川です。覚えておられますでしょうか。
その後、ご連絡も差し上げなかったのですが、実は今年の5月1日に私どもの事業所(法人)が、縁あって市内で3箇所目の在宅介護支援センターの委託を受けました。市内に約5,000世帯の方が住む都営住宅があり、高齢化率が33.6パーセントと高い地域です。
現在立替が進んでおり、立て替えた高層住宅の1階に「〇〇〇高齢者サービスセンター(〇〇〇高齢者在宅サービスセンター・〇〇〇在宅介護支援センター併設)」としてオープンいたしました。
 地域型の在宅介護支援センターなのですが、法人の事情でセンター長としての役割を与えられております。

二上様の投稿も、折りある毎に拝見させて頂いておりますが、私目の持論には程遠いながら、心有る仲間(行政福祉サービス担当者、基幹型SW、居宅介護支援事業者CM、地区保健師、民生委員、医師、歯科医師、歯科衛生士等々)とも仲良しクラブではないネットワークを作りつつあります。
又、これも縁あって市の介護保険運営委員会、地域ケア会議のメンバーにも食い込み、非力ながら持論を展開させて頂いております。

残念ながら法人の意思には逆らえず、居宅と在支業務の住み分けはままなりませんが、居宅の件数は30件程度に抑え、多方面からの相談依頼を受けた場合は即日連絡し訪問するスタイルを貫いております。
現在当事業所のCMは私を含め5名です。
6月からは「ケアマネージャー交流会」も形を改め、市内の地域型、基幹型在支と合同で「M市ケアマネージャー協議会」として事務局を基幹型支援センターに置き、2ヶ月に1回の開催、三支援センター会議も月1回ですが実施するようになりました。
当然のごとく夏期休暇は返上です。
本当に必要な方に情報が行き渡り必要なサービスが利用できるよう、事務処理と並行し飛び回っております。
福祉行政へは相談援助記録のデータベース作成(個人情報保護条例のハードルはあります。)も働きかけています。
現在は支援センターとしてのあるべき姿には程遠い現状がありますが、二上様の持論「待つ福祉から発見する福祉へ」の言葉に共感を得させて頂いたこともあり、少しずつ出来るところから始めております。

今回は近況報告のみですが、まだ私目が倒れていないことお伝えしたく、メールいたしました。
今後も掲示板をとおしてのご教示、よろしくお願い申し上げます。



(返信)
大分以前に「M市のケアマネ」のハンドルネームで投稿させて頂きました江川です。覚えておられますでしょうか。

ご活躍の程、〇〇のケアマネくんからも聞いていますよ。
「待つ福祉から発見する福祉へ」を身を持って体験させていただいています。
と・・・。
お会いになった事もあるのでしょうか?隣町との懇談という形で。

現在立替が進んでおり、立て替えた高層住宅の1階に「〇〇〇高齢者サービスセンター(〇〇〇高齢者在宅サービスセンター・〇〇〇在宅介護支援センター併設)」としてオープンいたしました。

住宅、団地がそのまま高齢化していく姿を、田舎でも体験しています。
〇〇では規模が違いますね、住宅そのものが町ですね。
高齢化した町を中心にした在宅サービスの提供という発想は、今後重要になってくるのではないでしょうか?
高岡にも市営住宅地に(といっても数百世帯)に一・二階が特養、三〜四階が市営のシルバーハウジングという施設があります。(規模が違いますが・・・)
高齢化対策がどんどん進んでいますね。私を含めた団塊の世代の為に。

心有る仲間(行政福祉サービス担当者、基幹型SW、居宅介護支援事業者CM、地区保健師、民生委員、医師、歯科医師、歯科衛生士等々)とも仲良しクラブではないネットワークを作りつつあります。

素晴らしいネットワークが出来てきているのですね。
この輪が拡がっていけば良いですね。

6月からは「ケアマネージャー交流会」も形を改め、市内の地域型、基幹型在支と合同で「M市ケアマネージャー協議会」として事務局を基幹型支援センターに置き、2ヶ月に1回の開催、三支援センター会議も月1回ですが実施するようになりました。

市全体の歩調も揃いますね。
ご活躍をお祈りしております。

手応えあり。

今日は、夕方から〇〇グループの全国事業所長会議がありました。
会長の話しのあと、それぞれに現状に対する意見発表がありました。
私は、二上さんに教えて頂いた在宅介護支援センターのあり方を話しました。
「待つ福祉から発見する福祉」や「民生委員さんや地域との密着した連携」方法についてマップの話しもさせて頂きました。
そして、今の私の現状ではケアマネと在介の兼任は無理だと言うことも、もっとも連携を大切にして協力することも・・・。

会長は、とても絶賛して下さいました。「僕のいいたいことをすべて話してくれた」と・・・。
そして、私の要望を聞き入れて下さいました。

帰りの電車で、もうひとつの在介があるディサービスの所長が「介護研ニュース」をすごいねと読みいっていました。
「これをうちの相談員にコピーしてあげていい?」というので「是非、参考にしてもらって。」とお願いしました。
その相談員さんというのは、大学を卒業して2年の社会福祉士さんで在介の専任ソーシャルワーカーさんです。
私の相棒さんは30代の経験豊富な社会福祉士さんで、いつも中立・公平に動いている人です。
彼女にも介護研を紹介しょうと思っています。

今日の全国会議は今年、第1回目のグループ会議でしたが、意外と会長が前向きな人なんだと思いました。
経営者である前には「人・物・金が動く」節約を第一に、借金だけは絶対しない。現金主義の方です。
管理者に対しては、「気配り・心配りさえできたらいい」「管理者である限りは多少の経営者の板ばさみで苦しむこともあろうが会社をともに背負っていくという気持ちも持って欲しい。」と・・・。
「意見は、正直にいって欲しい。改める必要あれば受け入れる。言われなければこれでいいのかと思ってしまうこともある。会長にとか思わず遠慮なくいって欲しい」とのこと。
今、在宅介護支援センターでしっかり立ち向かっていきたいと思っています。
手応えのありそうな気がします。

在宅介護支援事業所所長が「Mさん、長く勤めてくださいね。病気しても辞めないでくださいね。」と言いました。
健康管理には注意して長く頑張れる様、努力します。
でも、不思議と仕事がしんどいと思わない。ご利用者のことで悩みながらも信頼関係が確実に帰ってくるのがわかる。
本当にありがとうございます。


返信
今日、Tさんの誘いで、「富山県介護福祉士会上婦負分会第一回定例会」に参加させていただきました。
介護福祉士会???と思われると思いますが、全くの部外者です。
目的がありました。
定例会には、日本介護福祉士会会長の田中雅子さんの特別講演が組まれていました。
「田中雅子さんって、どんな人・・・???」という好奇心から参加しました。

最後に円座になって、自己紹介や取り組みなどを発表する事になりました。
一番最後になりましたが、部外者ですが・・・参加させていただきました。・・・高岡の二上です。検索サイト「介護問題」に私はいます。・・・。
田中さん「介護問題」ですねと確認の上、メモを取っておられました。
非常に有意義な時間を過ごしました。

今日の全国会議は今年、第1回目のグループ会議でしたが、意外と会長が前向きな人なんだと思いました。

Mさんも有意義な会議だったようですね。
HPを作って良かったと思っています。
Mさんのグループに参考にして頂いて光栄です。
ありがとう。

そして数日後

7月から在介の担当区域の健康教室が1年間始まります。
我が二つの在介で20箇所の公民館や集会所での健康教室めぐりです。
もちろん、市の健康推進室の協力もありますが、私も担当を受けます。
そして、地域の発見する福祉の話をふたりの相談員さんも協力してくれて私も協力することにしました。
二つの在介で一人暮らしの高齢者が360人、家族がいる高齢者が1650人余り・・・。
コツコツと全件訪問めざして発掘していこうと話し合いました。
ケアプランは50件はしんどいけど、新規がなくなればまだましかな?
でも、認定調査はかなり回ってくる。
まぁ、何とか頑張ります。
相棒さんとは、とても仲良くやっていますし、何よりも基幹型の方と信頼関係ができて嬉しいです。
頑張ります。


地域で、事業所で私の未熟な実践がお役に立てば、これ以上の事はありません。
素晴らしい地域をお作り下さい。

緑風園掲示板在宅介護支援センターとはどこに行くのか

を、読者の皆様にメール(掲示板)でご連絡したところ、素晴らしい地域活動の情報を頂きましたので、ご紹介いたします。

E さん(横浜のとある「区」の地域ケアプラザ 介護支援専門員)より

横浜市では「地域ケア施設条例」が定められております。
http://www.city.yokohama.jp/me/reiki/honbun/g2020627001.html#b1
この中で、「地域ケアセンター」が基幹型在介支で各区に一つ、「地域ケアプラザ」が地域型在介支で中学校区に一つ、と、作られる予定です。
「基幹型」「地域型」と言う区分けがありますが、現状としてその内容(動き)的には、それほど違いがありません。(これは今後ちゃんと機能するかもしれませんが・・・)
ちなみに、両方とも、「土地建物は市、経営(運営)は社会福祉法人」と言うのが現状です。
他にも、「特養在介支」もああります。

私は、とある「ケアプラザ」のケアマネです。区との連携と言う面、情報量(介護保険がらみや一般行政サービス)では、他の民間事業者より早く確実でしょう。

新規で、いわゆる「処遇困難」や「問題ケース」などは、区ケースワーカーや保健師より直接担当依頼を受けることが多いです。
そこには、在介支のケアマネと言う安心感からかも知れません。実際、私なんぞたいしたことありませんから・・・
その他の新規相談も、「ケアプラザ」と言うネームバリューあってこそかもしれませんね。

在介支の役割的には、私は、ケアマネが在介支を動かせばよいのではないか?と思えます。
うちの場合、民生委員さん方とも結構うまく連携が取れているようで、新規相談の多くは「近所⇒民生委員⇒在介支⇒区CW・保健師⇒ケアマネと言う「図式」が出来上がりつつあります。(緊急度の状況で順序は入れ替わりますが・・・)
それでも、どのケースが、いつ「問題ケース」になるかは、まったく予測できないわけで、例えば介護者が入院しただけでも「処遇困難」になりますよね。

行政的には、現在CWの行っている相談業務を地域ケア施設にすべて移したいと思っているようですが、区が相談受付をやめない限り、区民からの直接申し込みの受け付けを止めない限り、この状況は続くと思われます。最終決定事項はあくまで「区」ですけど・・・

在介支(地域ケア施設担当者)の会議では、いつもその役割について「もめる」そうですよ。

私的には、在介支の役割は、「つなぎ」にあると思います。
・対象者 と 制度
・ケアマネ と 行政
などなど、もろもろの間に立つものが「在介支」の姿であって欲しく思い、また、ケアマネの相談窓口でもあって欲しい。
特養やデイサービスなどで「相談員の役割」でいろいろ話になったことがありますが、「在介支」は地域の「相談員」であるべきではないか?
私は、例えばケースカンファ(サービス担当者会議に近いもの)を開催する時(なかなかできないんですが)、サービス事業者はもとより、区CWや保健師、在介支、本人や家族、場合によっては民生委員さんまで交えて「みんなで考えよう!」と呼びかけます。
そこで、(迷惑かもしれませんが)在介支に「司会役」をお願いしています。


愛知県社会福祉士掲示板で、水戸 憲一様、鷲見 修様、掲示板管理者 夢屋 様より返信頂きました。
愛知県社会福祉士掲示板より をご参照下さい。


T さん より    在宅介護支援センターであるために

二上さん、おはよう御座います。
在宅介護支援センターが地域の連携の要であることはいうまでもありません。
H市でも基幹型在宅介護支援センターが中心となって、地域ごとに地域型在宅介護支援センターと共同しながら地域ケア会議が行われるようになりました。
最初は、市との連絡会議といえばケアマネだけのものだけでしたが、訪問介護事業所との連絡会がうまれ、またサービス提供事業所との連絡会から更には、地域のインフォーマルなサービスとの連携や保健事業や福祉行政との連絡調整などの必要性も感じて、地域会議が2回目開催となりました。

正直なところ、まだ本来の役割とまではいかず、今後どう取り組んでいくかの模索状態だと感じますが、行政が在宅介護支援センターの役割を認識してくれるという事が大切だと思います。
また、更に地域型在宅介護支援センターと支援事業所とのケアマネとの連携はもっと大切だと思います。
1度相談すると、あとは気軽に相談できていいアドバイスを頂けるし、困難事例などは狭い領域にとらわれないで、いい解決策へともなります。
今後も二上さんのご健闘をお祈り致します。


M.N さん より   在宅介護支援センターの今後について

こんにちは、お久しぶりです。
メールでのご案内ありがとうございました。

さて、在宅介護支援センターの今後について、福岡県古賀市M在宅介護支援センターの最近の取組をご紹介します。
ワーカーさん、看護婦さんが取り組まれた結果よい方向が見えてきたので、私も希望を持っているところです。
キーは、在宅介護支援センターが企画した介護教室でした。

もともとは、介護者の介護を軽減する目的だったのですが、申込者には、高齢者も20歳代の方もおられたということです。
介護の仕方を勉強した上で、参加者たちが「自分と同じような苦労をしている人と会えてよかった」とピアカウンセリング効果を実感したそうです。
それだけでなく、地域の中に第3のワーカーというか、ワーカーの協力者があらわれ、介護で困っている人の発掘ができたようです。

やはり在宅介護支援センターは、「待ち」の姿勢ではなく、これからは「攻め(アウトリーチ)」の姿勢が必要かと思います。(在介のワーカーさんがそう実感したと言っていました。)

それから介護教室に来られた方が自分たちのほうから、またこれから集まりたいと言い出したそうです。
私のほうからは、季節のお便りを出して、それに会わせてワンポイント介護教室を開催するということで継続していかれたらとアドバイスしました。

いざというときに在宅介護支援センターに相談できるには、こうした日頃からの取組(たとえば介護教室)が必要だと思います。
今後は、介護教室を町のいろいろなところで開催していきたいとM在宅介護支援センターでは考えているようです。
具体的には、公民館の分館活動や、社会福祉協議会の福祉会などとの連携も検討中です。

以上、思いつくままに。

「待つ福祉から、発見できる福祉」

M市ケアマネジャー 江川様から地域の情報を頂きました

 私は特別養護老人ホームを母体とした居宅介護支援事業所のケアマネジャーとして従事しています。
 平成12年4月に介護保険が始まる以前から、行政主体のケアマネジャー連絡会や事業者連絡会などは度々行われていたのですが、市の介護保険課からの事務的とも思える説明の繰り返しに対し、半ば参加の魅力さえ感じ得なくなった時期がありました。
 どの分野にもその道の専門職の方がいらっしゃるものですが、医療系(診療所)の居宅介護支援事業所の看護師兼ケアマネジャーの方とたまたま発言の内容をめぐって意見が一致し、互いにそれぞれの専門性を活かした情報交換を始めたことがことの発端でした。

 平成12年6月に当事業所において第1回目の「ケアマネジャー交流会」を行いましたが、参加メンバーは市内の在宅介護支援センターのケアマネや地域の居宅介護支援事業所のケアマネ数名のみでした。交流会の目的は、介護保険制度におけるケアマネジメントの実務に関しての情報交換でした。
 ケアマネの業務も現場経験を重ねるうちに、現行の制度や社会資源だけでは解決できない問題に幾度となくぶつかり、ケアマネジャー同士の集まりだけに限界を感じたのも「交流会」を発足してから間もなくのことでした。
 又、縦割り行政に対しての不満も重なり、介護保険をめぐる問題、ケアマネジャーが抱える問題について今なにが起こっているのか、リアルタイムで行政に訴える場所を構築したいという思いがつのってきました。
 その後も会自体は2ヶ月に1回のペースで行っていましたが、開催場所を当事業所から市内の在宅介護支援センターに移し、以降は市役所の会議室を借り、介護保険課の職員、市の医師会理事を加える形で常時30名程度の参加人数を抱えるまでになりました。
 現在はケアマネジャーが実際に直面している解決困難ケースの事例検討会を中心に交流会事業を進めています。参加メンバーも徐々に膨らみ、市介護保険課・福祉サービス課・市医師会理事・市内および同市内で事業展開をしている居宅介護支援事業所ケアマネジャー・在宅介護支援センター職員等、医療系ケアマネと福祉系ケアマネも同時参加することにより、「ヘルパーの医療行為の範囲」など、毎回テーマを変えて開催するようになりました。

 今年の4月には市内に市民総合センターが新たに建設され、介護保険課と福祉サービス課、社会福祉協議会、基幹型在宅介護支援センター、市医師会訪問看護ステーションもセンター内に同時開設しました。
 ケアマネジャー交流会も当事業所が事務局となり、センター内の会議室をお借りし、月2回ペースで継続開催しています。
 実務での経験上、私はケアマネジャーの業務は他専門職種や行政、民生委員、医師、保健婦などのネットワーク作りや情報交換が欠かせず、その努力は最終的には制度を利用する立場にある(自分も含めて。)方により良い形で還元されて行くものと信じております。
 来年度中にあと2箇所の地域型在支の開設が予定されています。

 一方、昨年までは行政が主体となった在宅調整会議なるものが定期的に開かれており、保健・福祉分野における識者の方々がメンバーとなり事例検討会が開かれておりました。
 私もケアマネジャーとして、対応の難しいケースを抱え、市の介護保険課の窓口に相談に行ったのをきっかけに、会議に召集され事例報告を行う機会がありました。
 調整会議のメンバーの方(支援センター職員、行政担当者、保健婦、民生委員の方々)から色々な助言を頂きましたが、実務面において協力を求めると誰もが手を引いてしまう現実に直面し、いったい何の為の会議なのか疑問符をつけざるを得ない現状に直面しました。

 M市指定居宅介護支援事業所ケアマネジャー交流会」はワークショップ方式で行っていますが、医療、保健、福祉、市民が同じ土俵に立ち、現実に起こっている問題(介護保険、福祉制度だけでは解決できないグレーゾーンの部分)に対し具体的にどのように立ち向かっていくのか、力を貸して頂ける方たちとの協力関係を作る所から始めています。 

 私が居宅介護支援事業所のケアマネとして地域に関わらせて頂くようになってから、基幹型の在宅介護支援センターが開設されました。在宅調整会議も「在宅ケア会議」と名称を変え、基幹型の支援センターが中心となり会を運営することになりましたが、ケアマネ交流会での活動が評価を受けたため、私もメンバーに加わることになりました。(先日第一回目の会議が開催されました。)今後も「実践的な地域福祉ネットワークの構築」に向けて、一歩ずつですが歩み始めたいと考えています。

返信 そして、その次で結構ですから、「地域・福祉コミュニティー作り」を話題にして頂きたいと思います。
 『高岡発・介護問題研究会議』の大きなテーマは、「必要な方に、必要なサービスを」そして「待つ福祉から、発見できる福祉」です。
 地域に潜在する、「介護にかかわる、家族親族の問題」を発見できる地域の連携。
 在宅介護支援センターがゴールドプラン当初の目標に近くなった今なら出来ると思います。
 町内・向こう三軒両隣の情報が、「解決できる機関に集まる」地域ネットワークを作り上げて頂きたいと思います。

 「待つ福祉から、発見できる福祉」 大変共感できるテーマですね。二上様の貴重なご意見、参考にさせて頂きたいと思います。

 素晴しい「実践的な地域福祉ネットワークの構築」を心よりお待ちしております。
 そして「介護問題」を発見できる地域コミュニティを作り上げて頂きたいと思います。

援助困難事例

独立ケアマネの大島様から情報を頂きました。

 私が居住し活動している相模原市内の例ですが、ある援助困難事例(虐待ということらしいのですが)でケアマネが相模原市の保険福祉総合相談部に連絡したところ一週間もしないでカンファレンスが招集され、福祉事務所SW、保健所保健婦、介護保険課(元SW、現苦情対応職員)、総合相談部相談員とケアマネで現状の情報交換と今後の対応について協議が行われたと聞きました。

 この席で「ケアマネがキーパーソンとなったとき、それを支えるのは介護保険課と総合相談部(=基幹型在宅介護支援センター)だ」という発言があったとのことで感動しました。市町村の援助困難事例に対する態度は様々でそれこそ「ピンからキリ」といったところでしょうが「相模原市民で良かった」と思えるのはこんなところですね。
 実際、随分と居宅介護支援事業者は大事にされている印象がありますし、そんな環境だからこそ独立もその後の事業展開というか活動もなんとかやってこれたような気がします。

 現行介護報酬は居宅介護支援費のみならずほぼ全てのサービス費が人件費相当でしかなく、それも賞与や定期昇給分は含まれていないといえます。いわんや運営費なんて・・・さらに減免の強要や情報開示に伴う諸費用の出費等、どう考えても「儲からない」業界なのに「客(=要介護高齢者)は増え続ける」「民間参入歓迎」なんてあおるのがいるんですからホント大変ですよ。

 介護保険下では、保険者の市町村自体が、地域の介護ニーズについて把握しきれていない現象も起きているようです。
 困難事例に対する行政の責任という事から、非常に重要な取り組みと考えます。

向こう三軒両隣の情報を頂きました。

 今はより身近に・・・お隣は3週間ほど前連れ合いを無くした、お爺さんが一人暮らし、向かいには骨折で寝たきりのおばあさんと、若年性アルツハイマーでもはや寝たきりの嫁、近所には年寄りがいっぱいです。
 私が手を出せるのはお隣だけですが、せめておかずでもと、せっせと運んでおります。いつか自分も行く道と思えば、他人事ではありません。

 向こう三軒両隣のお付き合いが残っていて、とても良い地域ですね。核家族化が進んで、旧市内には年寄りしか住んでいない。という地域もあるのではないでしょうか?
 「明日はわが身かもしれない」との思いが、助け合いの原点なのですね

介護保険は社会資源の一つ

 行政主催の介護支援専門員等研修の講師を務める松本 博規氏(HP「ケアプランの広場」http://www.ff.iij4u.or.jp/~vitamin/)より、ご意見と情報を頂きました。

 在宅介護支援センターの役割等については同感です。研修会での大きなテーマ(最も伝えたい内容)として、介護保険を中心に考えるのではなく、「介護保険は社会資源のひとつ」と考えることを伝えています。また、介護保険制度自身もそういう風に創設されています。「介護は家族を中心に地域(コミュニティ)で支え、制度はそれを補う」という図式です。
 従って、介護保険制度と、一般財源による保健・医療・福祉サービス、そしてフォーマルサービスとインフォーマルサービス等、効果的な社会資源の活用が重要で、それこそが「マネジメント」であると思います。
 私が知っている国や都道府県、市区町村の介護保険担当の行政職員の方々は「先ず介護保険ありき」という考え方をやめて、地域全体で支援をすべきだと強く希望されているようです。又、現場の介護支援専門員や在宅介護支援センターの職員も、基本的には同じ思いのようですが、「やりたいけど時間が足りない」というのが現状だと思います。
 介護保険制度を中心とした制度全体の円滑な運営を図る為、社会福祉法の改正では、社会福祉協議会を地域福祉の中核としての役割と明確化、また、最近の国の通知等で在宅介護支援センター、特に基幹型在宅介護支援センターの指導の役割等を明確化して、急速にその体制作りが進んでいます。数十年前に方針決定された「日本型福祉国家」が、一気に現実化していると思います。
 そんな大きな話の中で保健・医療・福祉、そして市区町村等の地方自治体の「現場の方々」は、「日本型福祉国家」という、家族を中心にした地域社会での相互扶助の重要性を再認識し、「地域全体」「チームワーク」「ネットワーク」等をキーワードに活動を展開して行くのだろうと思います。

 「研究会議」の開設が楽しみです。お互いの立場や視点で、「草の根」として共に頑張って行きましょう。と激励を頂きました。

 地域がネットワーク化され、かすかな訴えが聞こえるようになって欲しいものです。

素晴らしい地域活動

 yahoo掲示板に情報を頂きました。当事者は、その素晴らしさに未だ気づいていない様子ですが、運用の方法によっては、今後の地域における高齢者福祉の、盛衰を左右しかねない程の、取り組みです。現時点では、何県何市の取り組みか解からないのですが、重要な部分を抜粋してご紹介いたします。

 『今年10月に特養指導員から在支センターに異動になりました。今年から私の住む市に在支センターも基幹型の在支センターが社協に設置され、介護予防事業として、ミニデイサービスを校区社協と連携して実施するよう義務付けられました。(中略)
 地域と接点を持つ一手段としてミニデイサービスをとらえ潜在化する高齢者の福祉ニーズを掘り起こす在支センターの役割に一番マッチすると思うのです。
 また、やらしい言い方ですが地域の町内会長や民生委員さんとつながりを持つことでケースの相談なども増え、事業者としてのうまみはあると思うのですが・・・(後略) 』

 社会福祉協議会の地域活動に小地域ネットワーク活動があります。ミニデイサービスはその考え方と介護予防が平行して発展したものではないかと推測いたします。 内容は地域性に合ったものなら、どのような内容でも良いと考えます。
 情報を頂いた例は、基幹型在宅介護支援センターが社会福祉協議会に設置された事が発端かもしれません。しかし『社会福祉協議会と在宅介護支援センターが一緒になって、地区のコミュニティ作りに動き出されたこと』は素晴らしい取り組みだと思います。
 決して「やらしい」言い方ではありません。相談も増えますし、忙しくなります。

ケアマネジメントリーダー

 厚生労働省に定期的に陳情されているメンバーの方からの情報です。

 前回の話し合いで、厚労省側から「市町村は地域を支える機関であるという認識が欠けていて、ケアマネにしわ寄せしている。行政ライン、市町村としての仕事をしていかなければならない。」との発言があった。非常に心強く思った。しかし、全国的には引き続き市区町村が解決困難なケースの相談から逃げていて、ケアマネ任せにしている現状があるが・・・

厚労省:私たちの認識は変わらない。そこで出てきているのが、ケアマネジメントリーダーだ。単なるケアマネージメントの助言をしていくのではない。介護保険サービスだけでは解決困難な事例などをどう解決していくかを援助するリーダーである。
 市町村が、その責任で基幹型在宅介護支援センターにケアマネージメントリーダーを置くことにより、解決困難なケースについてケアマネを援助をしていく。そのことに事業費をつけて政策的に誘導していくものである。そして地域型には地域活動的な本来の仕事をしてもらう。
 地域型在宅介護支援センターでは生活支援のケースもやってもらう。こうして仕事を切り分けていく、振り分けていくことが重要だ。

 しかし、現場のソーシャルワーカーさんからは「介護保険後、支援センター機能が事実上破綻している」と、ご指摘いただいております。『素晴らしい地域活動』を実らせる為にも、「基幹型在宅介護支援センター・ケアマネジメントリーダー」の働きに期待すると共に、国として、各機関への広報・意思の徹底を図って頂きたいものです。

このページについて、ご意見、ご感想などEメールをいただければ幸いです。

HOME
「介護問題」と「地域の連携」へ