研究会議NO 5 会議開催のご案内

 

 下記日程、要領で会議を開催いたしますのでお知らせ致します。
 ご意見は、下記時間帯に、メールkaigoken@p1.tcnet.ne.jpでお願い致します。
 尚、今回も、高岡市内の在宅介護支援センターを中心に、保健・医療・福祉関係機関に「介護研ニュースNO5」を郵送します。
 「ケアマネジャーとソーシャルワーカーの業務の境界は?」が議題ですので、機関所属ケアマネジャーの皆さんにも是非、ご参加頂きたいと考え,郵便でご意見を戴く方法に挑戦いたします。従って、公開期間も、約一ヶ月と長く取らせて頂きました。
 読者の皆様からも事前にご意見をお寄せ頂きたいと思います。
 戴いたご意見は、順次速報に掲載いたします。
 但し、事前に届いた反論(ご意見に対する)については20:00の開会と同時に一括公開いたします。又、閉会後に届いたご意見は、議事録に追加掲載することと致します。
 各位にはお忙しい時節とは存じますが、以上ご理解の上、ご参加の程よろしくお願い致します。

・会議開催日時   2002年7月13日(土)  20時〜22時頃まで
・議    題  「ケアマネジャーとソーシャルワーカーの業務の境界は?」



研究会議NO5  議事録

 

      2002・7・13(土)20:00〜22:00

議長  開会
 「研究会議NO4」公開中に、今回の議題の質問を頂きました。
 『高岡発・介護問題研究会議』開設の原点の内容と思い、ソーシャルワーカーとしての実践(レポートNO2「地域における連携」参照)に基づき、レポートにまとめました。
 レポートを書きながら、介護保険法施行で忘れられた地域活動の重要性を再認識いたしました。
 テーマのたたき台として、ご活用をお願い致します。
 尚、ソーシャルワーカーは在宅介護支援センター・ソーシャルワーカー。ケアマネジャーは介護保険下のケアマネジャーです。
 議題に関するレポート レポートNO3「ケアマネジャーとソーシャルワーカーの業務の境界は?」

議長
 民間介護支援事業所所属のMケアマネジャーさんからご意見を頂きましたので、ご紹介致します。

 2000年に介護保険が開始され、要介護高齢者からの相談に応じたり、心身の状況に応じた在宅や施設サービスなどを利用できるよう、ケアプランの作成を行ったり、市町村・サービス提供事業者との連絡調整など、ケアマネジメントを行う介護支援専門員(ケアマネージャー)が資格づけられました。
 その中で、私自身を振り返ってみると、准看護婦として20年くらいほどの経験はあっても、福祉の専門職とはいえません。
 実務研修や現任研修などの他、個々にいろいろ機会ある毎に研修は受けても、困難事例の方などには十分な相談援助ができず、地域における連携は不充分で、福祉の専門職であるソーシャルワーカーさんには及びません。
 在宅福祉サービスを軸にした地域福祉を展開していくには、その「専門性の生かし方」が大切なのではと思ったりします。

 本当の意味での「福祉力」をアップさせていくためには、利用者本位の専門職を育てていく事だ、と本にも書いてありました。
 また、民間の介護支援事業所のケアマネには情報の入りにくさもあります。

 在宅介護支援センターが、ケアマネの支援機能を担い、地域の在宅高齢者に関する相談業務にも対応できる、体制を組む方向へと変わってきています。

 在宅介護支援センターのスタッフであるソーシャルワーカーさんが、地域の民生委員さんなどを中心に連携を図り、問題発見・相談援助、そして、地域ケア会議等を介して、ケアマネジャーへケアプランを受け継いで下されば、どれほど心強いことでしょう。

 一人のケアマネが50名の担当を持てば、すべての人に十分なケアマネジメントはできません。


議長
 高岡は午後から、予想もしない大雨に見舞われています。水の被害が心配です。
 それでは、ただ今より会議を始めさせて頂きます。

 Mさんのご意見の中にもありますように、ケアマネジャーの専門性は、保健・医療・福祉の各分野に亘ります。「専門の分野は良く解かるのだけれども、専門以外は・・・」というのが偽りの無い事実だと思います。
 これが、レポートNO3の「中心となるサービス機関所属のケアマネジャーが担当する事が望ましい」という考え方につながります。
 日々のサービスの中で、利用者の状況の変化等を、察知しやすく、迅速な対応が出来ると考えます。
 「専門性の生かし方」として、利用者に一番適したケアプランを作成できるように、一番身近なサービス機関所属のケアマネジャーが担当できる様に、地域の実状に合ったシステムを考えて頂きたいと思います。
 又、「在宅介護支援センターが、ケアマネの支援機能を担い、地域の在宅高齢者に関する相談業務にも対応できる、体制を組む方向へと変わってきています。」については、実践あってこそ変わって来たのだと思います。
 「地域を動かすのは人」ですね。
                             20:00

議長 
 先日、厚生労働省が開催されたケアマネジメントリーダー全国研修会で、老健局専門官が講義された内容について情報を頂きました。
 その中で、ケアマネジメントリーダーの重要な仕事の一つとして「高齢者を中心に、関係者が相互に支えあう仕組の、構築の支援を行うこと」が目に付きました。

 この方針が、県や市町村のリーダーを通じて、地区・地域に浸透する事を望んでおります。
 そして、その原動力となるのは、在宅介護支援センターであると考えます。
 ゴールドプランで全国1万箇所に計画された在宅介護支援センターが、担当地域内で、地区社協と協働の上、地域内のあらゆる社会資源を組織されて行かれる姿こそ、ゴールドプランの目的だったのではないでしょうか?

 介護保険で一時的に、足踏みしたかもしれません。
 しかし、ケアマネジメントリーダー事業は、当初の目的達成を意図した事業と理解しております。
 関係者各位の、事業に対する正しいご理解を期待いたします。
                             20:30

議長 
 社会福祉協議会では、福祉の仕事が増え、内容が多様化している事から、「福祉活動計画」の策定に取り組んでおられる所もあると聞いております。
 社会福祉協議会の役割、基幹型在宅介護支援センターの役割を明確にすると共に、連携のあり方にまで論議を進めて頂きたいと思っております。
 又、地区においても、地区社協と在宅介護支援センターの連携の基、保健・医療・福祉機関や専門職員の有機的な結びつきを待ち望んでおります。

 『高岡発・介護問題研究会議』をスタートさせた原点は、「在宅介護支援センターが介護保険実施後も在宅介護支援センターである為に」です。
 一日も早く、在宅介護支援センター・ソーシャルワーカーの皆様が、地域に目を向けた活動を再開出来る様になられる事を心から望んでおります。
                             21:15

議長
 今回の議題「ケアマネジャーとソーシャルワーカーの業務の境界」を一つの媒介として、実践具体例を基に、ソーシャルワーカーの本来の仕事を書き綴って見ました。
 介護保険下の現状に合わない、無理のある設定である事は承知の上です。
 しかし、機会があれば、実践して見たい内容です。
 そして、誰かが取り組まなければならない「介護問題」の発見と解決に「一番適した機関は在宅介護支援センターである」との考えは変わっていません。

 最後に「待つ福祉から、発見する福祉へ」「必要な方に必要なサービスを」が『高岡発・介護問題研究会議』の大きなテーマである事を確認させて頂いて、本日の会議を閉会いたします。
 皆様、本日は長時間どうも有り難うございました。
                             22:00

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