研究会議NO 4   会議開催のご案内

下記日程、要領で会議を開催いたしますのでお知らせ致します。
 ご意見は、メールkaigoken@p1.tcnet.ne.jpでお願い致します。
 「連携」が議題ですので、高岡市内の医療・保健・福祉各サービス機関にも「介護研ニュースNO4」を郵送して、機関所属ケアマネジャーの皆さんにもご参加頂きたいと考え、郵便でご意見を戴く方法に挑戦いたします。従って、公開期間も、約一ヶ月と長く取らせて頂きました。
 又、読者の皆様からも事前にご意見をお寄せ頂きたいと思います。
 戴いたご意見は、順次速報に掲載いたします。但し、事前に届いた反論(ご意見に対する)については20:00の開会と同時に一括公開いたします。又、閉会後に届いたご意見は、議事録に追加掲載することと致します。
 各位にはお忙しい時節とは存じますが、以上ご理解の上、ご参加の程よろしくお願い致します。
・会議開催日時     2002年5月11日(土)  20時〜22時頃まで
・議    題    「地域における連携」について

研究会議NO4   議事録

2002・5・11(土)20:00〜

議長  開会
 「研究会議NO3」でご指摘いただいたように「連携」の意味が曖昧のようです。一言で「連携」と言っても、内容的には色々な形の連携があると思います。そこで、私が特別養護老人ホーム在籍中携わった各業務上の実践記録をレポートにまとめました。本会議の「たたき台」として提示いたします。
 レポートを書き始めて、非常に重大な問題である事に気付きました。相談業務=連携と言っても過言ではありません。未熟なソーシャルワーカーの未熟な実践記録です。レポートを議論のきっかけに使って頂きたいと思います。

議題に関する実践記録  レポートNO2地域における連携

議長
 民間在宅介護支援事業所所属のケアマネジャーさんから、ご意見と情報を頂きました。

 在宅介護支援センターの業務の見直しと連携のあり方
 在宅介護支援センターの業務の見なおしを図る必要があると思われます。
 私の事業所へホームヘルプの依頼をされているA支援センターのケアマネさんは、ケアプラン数に追われ、サービスの変更はないからと3ヶ月分の利用票を1度に確認印をもらいに来るそうです。叉、B事業所のケアマネさんは利用月も後半過ぎて確認印をもらいに来るという。
 サービスの内容の確認をヘルパーさんの方で取りたくとも、変更なしと、見なおしてくれない。もちろんサービス計画書を欲しいと言っても、提供票は渡してある。とだけで取り合って頂けない。このような支援センターは多いのです。

 忙しさに追われ、対応したくともできない状況で、決してそれでいいとは思っていない事と思います。

 (在宅介護支援センターは)地域との連絡調整役を担い、支援事業所のケアマネさんへケアプランを依頼すれば、事業所側のケアマネも支援センターと連携とっていれば事業所の利益に惑わされず中立公平に動きやすいかもしれません(第三者評価が得られ易い)
 民生委員さんの情報は、利用者のプライバシ保護の件もふまえ支援センターなら把握し易くても、民間の支援事業所から名簿を知る事は難しい面もあります。
私が所属しているボランティアの中での民生委員さんの参加は自然と情報はすぐに入り連携がとれていて叉、保健婦さんも主催者側なので、ここに支援センターの協力が入ればいうことありません。

 サービスを本当に必要としている方にとって、筋道のはずれた支援とならない為にも、行政に訴える必要はあると思っていますし、今後、市との意見交換会などで訴えていこうと思っています。

幸い前もって質問事項をFAXできるようになっていますから、勇気を出して問いかけて行きたいと思っています。


議長 
元特養看護婦さんから職種間の連携についてご意見を頂きました。

その時(特養)に感じたことは寮母さんと看護婦との連携が大切だと言う事です。
 日中の業務の中では、看護婦はなかなかアクティビティなどへは参加する時間が無く、ご利用者のケアと、医療面との看護が、一つの線を引かれがちな面もみられます。
 車椅子に座ってグループの輪に入ってアクティビティを楽しめる方はいいのですが、寝たきりの方においては、オムツ交換や食事介助・入浴介助などの他は一人寂しく寝ているばかりになってしまいがちでした。
 私は、バイタルチェックの時や水分補給の時は、わずか数分でも余分にその場にいて、その方が歌が好きなのを確かめると、まず好きな歌を引き出して毎日、訪室するごとにその好きな歌を一緒に唄ってお付き合いすることにしました。もちろんベッドをギャッジUPして顔が見合わせるようにしての上ですが。

 一人、生きる気力をなくして、食事を自ら拒否をして「食べなければ死ねる」と考えていた方がいました。
 歌が好きだったなんて誰も知らなかったのです。寝たきりでしたから。
 毎日、一緒に唄ってくれるようになり、食事も少しずつミキサー食の量が増えてきました。
 寮母さんにも、その方が歌が好きなことを知って頂き、ケアのごとに歌をひとことでも声かけていただくようお願いしました。
 いつしか表情に笑顔が見えてきて、きざみ食が食べられるようになり、車椅子に座って他の方の輪の中へ入れるようになり、食堂で食事が一人で摂取できるようになりました。いつしか死にたいとは言わなくなりました。
 この時、音楽は生きる力を引き出すと確信したものです。
 寮母さんも業務に追われ忙しい中で、看護婦がちょっとの時間を工夫するだけで、協力して生活を潤すことができるのです。

 それと、もうひとつ感じた事は、特養ホームに入ると地域の一員という存在が離れがちになりやすい。
 地域のお年よりは自治会の中で老人会などもあるが、特養ホームの入所者は、その施設が所在する自治会の一員として老人会に入ることはないのではないでしょうか?
 自治会の行事に自由に参加でたら、施設の中にいても在宅の延長として生活を楽しめたらいいなと思います。


議長
 事前に頂いたご意見をご紹介しました。それでは会議を始めます。
民間事業所と在宅介護支援センターの連携の実態について、情報とご意見を頂きました。

 ケアマネジメント報酬請求の為だけの、しかもハンコだけの連携(?)というのも寂しいものですね。
 “行政に対して改善を求める勇気をHP『高岡発・介護問題研究会議』から得ました。”との添え書きに、「研究会議」の重要性を感じております。
 一人でも多くの関係者に勇気を持って頂く為にも、議事録を残したいと思います。

 又、元特養看護婦さんの「歌」や、「レポートNO2」の10でご紹介した栄養士さんの「誕生日メニュー」の様に、入所者の「お困りごと」(希望)を進んで発見されて、職種間の連携で入所者の生活に変化が現れたのは、素晴らしい事だと思います。
                                20:00

議長 
「研究会議NO2」の中で、実践記録として次の内容をご紹介しました。再掲いたします。
(ここから)
サービス利用者の追跡調査を実施しました。
母体法人のサービス利用者以外の福祉対象者に関して、市のねたきり・痴呆申請者の訪問調査と同時進行で訪問調査を実施しました。(サービス利用者で、訪問相談の必要な方の相談にも出かけました)
(4) サービス利用者・対象者台帳を町内(民生委員)別に整理しました。(クリアケース利用)
 ファイルを町内別に整理して、民生委員さんとの情報交換に役立てました。勿論、プライバシーの保護については充分配慮した上でのことです。訪問相談にはそのファイルを持って行くので、ついでに民生委員宅を訪問しても、手元にはいつも資料がある状態を作ることが出来ました。移動する事務室です。
 この方式。皆さんぜひご利用になって下さい。表紙裏には(1)で作った地図をファイルしていましたので、家がわからないという事もありません。非常に便利な台帳です。
(ここまで)

 そして、台帳の一覧表を市高齢福祉課と伏木地区民生委員協議会(依頼があった)に渡していました。

介護保険下では、市高齢介護福祉課が対象者の実態をつかみきっていない(特に入所待機者)と聞いています。

 在宅介護支援センターには、担当地域における対象者の情報を整理する必要もあると考えます。

 尚、(4)の補足説明ですが、クリアケースは色分けしておりました。
一 所属法人の通所・訪問サービス。 
二 他サービス機関の通所・訪問サービス。 
三 入所・入院。

 そして、台帳には現状記入欄も設けていました。
                              20:30

議長
 先日「全国在宅介護支援センター協議会」について検索サイトを使って、調べてみました。
 HPはお持ちでない様子ですね。
  BIGLOBEサーチ検索サービスで、44件の「全国在宅介護支援センター協議会」の語句を含んだHPやページへのリンクが紹介されていました。
 その11・12番目が『高岡発・介護問題研究会議』のページでした。何か、寂しい気がしました。
 しかし、それはWebページ上のこと。在宅介護支援センターは素晴しい機能を持った、素晴しい施設(機関)である事を信じています。

 現在まで、「地域における連携」に関する意見は、受信しておりません。

 尚、今回の会議と「レポートNO2」の内容は、高岡市内の25箇所のサービス機関・在宅介護支援センター・担当課等にニュースで、お知らせしてあります。
        21:15

議長 
会議公開中に次の内容のお便りを頂きました。

ケアマネとソーシャルワーカーの業務の境界線はどこにあるのでしょうか?
 私が勤めている支援事業所では、困っている方には、社長自ら、福祉事務所へ談判に行って生活面の保護を援助する方向へ動き、生活すべてに及ぶぐらい家族同様の見守りをしています。(中略)
 他の事業所のケアマネさんからの依頼では、福祉面の相談になると、「利用者さんの方で動いて下さい、ケアマネの仕事ではありません」とも言われます。
 支援事業は多分に赤字だろうと察しながら、我が事業所のサービス外の方にも多くサービス調整の為に時間を費やしています。(後略)


 この業務の境界線が、ソーシャルワーカーに地域活動や情報の整理を忘れさせた原因のようにも感じておりますので、「研究会議NO5」の議題としたいと思います。
 次回も、実践を織り交ぜながら「レポート」をたたき台として提示したいと思います。

 それでは皆様、本日は長時間にわたり、どうも有り難うございました。
 以上で、本日の会議を閉会いたします。
                           22:00

2002・5・12
 社会保障と人権連絡会議inとやま ソーシャルワーカー 塚本 聡様より、「研究会議NO 3」議事録に追加した緑風園の菊地様のご意見に関してメールを頂きました。
 コーナーを設けましたので、ご参照下さい。
2002・5・16
 特別養護老人ホーム緑風園 Web管理者 菊地 雅洋様より、「研究会議NO4」のご感想と、上記塚本様のご意見に関してメールを頂きました。上記コーナーに追加致しました。
2002・5・18
 社会保障と人権連絡会議inとやま ソーシャルワーカー 塚本 聡様より、「批判」という言葉に関するメールを頂きました。上記コーナーに追加いたしました。

このページについて、ご意見、ご感想などEメールをいただければ幸いです。

HOME
「研究会議」へ