愛知県社会福祉士掲示板より

在宅介護支援センターとはどこに行くのか

掲示板参加者のみなさまへ メーリークリスマス!!
263 夢屋      2002 12/24 14:26

クリスマスの日が来ました。
幼い頃、クリスマスの朝には、プレゼントがいつも枕元に置かれていました。
でも俺達は、もう自分でプレゼントを探しにいかなければならないですね。
冬場は足音も乾いています。
共に学び、体験した想い出を大切にささやかな祈りを奉げます。
メーリークリスマス!!

在宅介護支援センターとはどこに行くのか
264 二上 浩      2002 12/24 18:07

クリスマスの日が来ました。
クリスマスメールどうも有難うございました。

ところで先日、緑風園掲示板で、管理者masaさんから 「地域ケア会議から感じるもの(在宅介護支援センターとはどこに行くのか)」の表題で在宅介護支援センターの役割について投げかけがありました。

私がHPを作り切っ掛けになった原点は「在宅介護支援センターが介護保険実施後も在宅介護支援センターである為に」
http://www1.tcnet.ne.jp/kaigoken/zaitakukaigosiennsennta-.htm
です。
公開から1年3ヶ月、介護保険掲示板等で、機会あるごとに、在宅介護支援センターや地域の連携、介護問題等などに関して投稿してきましたが、ほとんど在宅介護支援センターが話題になることはありませんでした。

その様な中で、masaさんの問題提起は重要な意味を持つものと感じました。
投稿者の方々にも快く了解頂きましたので、新しいページ『「緑風園掲示板より」地域ケア会議から感じるもの(在宅介護支援センターとはどこに行くのか)』を作りました。
http://www1.tcnet.ne.jp/kaigoken/newpage2rixyokuhuuenkeijibann.htm

このページを、緑風園掲示板で論議される地域の問題の中継ページにさせて頂こうと考えています。
在宅介護支援センターには、本来の方向「地域のあらゆる連携の要」に戻って頂きたいものと思っております。
又、皆様には、「素晴らしい地域」をお作り頂く事を願っております。

以上ご連絡いたします。


Re:在宅介護支援センターとはどこに行くのか
265 水戸 憲一     2002 12/25 12:57

>その様な中で、masaさんの問題提起は重要な意味を持つものと感じました。

たいへん、興味深く拝見させていただきました。
介護保険制度が始まってから、相談事業の乱立みたいなことが起こっているような感じがします。
在宅介護支援センター、地域福祉サービスセンター(愛知県)、指定居宅介護支援事業所、ケアマネジメントセンター(名古屋市)などなど、利用者の視点に立つといったい、どこに相談しに行けばいいのか、わかりませんね。

こうした事態を招いたのは、「第1期介護保険事業計画」のなかで在宅介護支援センターの位置づけをきちんと行っていなかったことと、現在策定中の「第2期介護保険事業計画」においても、支援センターの明確な位置づけがないことが原因かもしれません。

「第2期介護保険事業計画」策定のなかで最も注目を集めたのは、サービス提供量と保険料の推計値の最終報告でした。
在宅介護支援センターは、「介護支援」という名目であるにもかかわらず、「第2期介護保険事業計画」ではなく、「高齢者保健福祉計画」の中に位置づけられているようです。

もちろん、平成15年からの計画は「第2期介護保険事業計画及び第3期高齢者保健福祉計画」というものですので、介護保険と保健福祉は密接な体系でなければなりませんから、在宅介護支援センターと介護保険制度の関係も見直さなければなりません。
たとえば、居宅介護支援事業者と兼務している在宅介護支援センターは、どっちの位置づけになるか?です。

また「地域ケア会議」において、在宅介護支援センターは必要であるという論理的矛盾が発生しているというのも、一つの問題かと思います。

このあたりは政策論的なことですが、実際にぼくが利用者だとしたら「ここに行けば問題を一気に解決してくれるよ」みたいなところが、在宅介護支援センターであってほしいなあと勝手に妄想しています。
相談をしてくれるところがたくさんあるのはいいのですが、逆にあまりにも多いと、情報が氾濫してしまうのではないでしょうか。
ドクターショッピングならぬワーカーショッピングになったりして。



Re:在宅介護支援センターとはどこに行くのか
266 鷲見 修     2002 12/26 19:00

二上さんこんにちは!私が管理の社会福祉士掲示板に時々のご登場ありがとうございます。
在宅介護支援センターのあり方については、いつもご指摘のとおりと思って拝見しています。
また、水戸さんこんにちは!
今回の水戸さんの投稿から、ちょっと誤解があるように思ったので、議論に参加してみます。夢屋さん!長くなってごめんね。
● 「相談事業の乱立」と「どこに相談しにいけばいいのか…」については、名古屋市では意図的に介護に関する相談窓口を増やす計画です。 国の制度である基幹型・地域型以外に、市内の居宅介護支援事業所に呼びかけて、市独自にブランチ型在宅介護支援センター(高齢者福祉なんでも相談所)として委託契約し、主に介護保険対象外サービス(現在は8種類)の相談や届出代行なども行ってもらっています。
 介護支援専門員がいる居宅介護支援事業所の7割以上と契約がされており、市内には258小学校がありますが、基幹型・地域型・ブランチ型在介センターの合計は248となっています。
 措置から契約の時代となり、福祉事務所・保健所のみから診療所・薬局のように身近に相談できる数が整わないと、要介護予防や生活支援事業の普及など「地域ケアシステム」はなかなか困難と思います。
● 在介センターの「介護保険事業計画」上の位置付けについては、名古屋市は高齢者の保健福祉に関する総合計画として介護保険事業計画も包含した第2期計画となっており、介護保険の保険料で運営する施設ではないので、こだわらなくてもと私は思います。
 基幹型は別として経費の出所が異なる保険内外の事業を、中立な立場で一体として実施すること(二枚看板)に難しさがあるところです。
● 「地域ケア会議」は基幹型在介センターが関係者に呼びかけて開催する会議をいいます。
● 「ワーカーショッピング」については、担当者の力量アップによりワンストップサービスが理想ですが、制度の歴史も浅く担当者の研修と自己研鑚がもっと必要でしょう。
 在宅の介護保険予備軍の高齢者が、孤独で閉じこもりがちにならないよう、気軽につながれる、気に入った相談窓口を「ワーカーショッピング」で見つけられればOK。
 「かかりつけワーカー」ですね。
○ 全国約8000か所の在介センターのあり方については、守備範囲が不明確なことが指摘されており、保健所事業とのバッティングやケアマネのリーダー機能、さらには支援費との関係や縦割りでない相談機能、地域福祉計画での位置付けなど課題が多いと感じています。



Re:在宅介護支援センターとはどこに行くのか
267 二上 浩     2002 12/27 05:42

水戸 憲一様 鷲見 修様 コメントありがとうございます。

○ 全国約8000か所の在介センターのあり方については、守備範囲が不明確なことが指摘されており、保健所事業とのバッティングやケアマネのリーダー機能、さらには支援費との関係や縦割りでない相談機能、地域福祉計画での位置付けなど課題が多いと感じています。

私は、町内の窓口を民生委員さんにお願いして、「訴えの無い方」「介護問題(介護にかかわる家族親族の問題)」等、情報交換に務めてきました。
当初計画された、一中学校区一ヶ所の在宅介護支援センターが実現すれば、きめの細かい地域活動が可能かと考えていました。

名古屋市では、ブランチ型在介センターを含めて、一小学校区一ヶ所の在宅介護支援センターが存在するのですね。
「待つ福祉から、発見できる福祉」もう実践されているところも多いものと思われます。

素晴らしい実態を教えて頂いて、どうも有り難うございました。

(追伸)
素晴らしい地域活動 http://www1.tcnet.ne.jp/kaigoken/newpage2subarasiitiikikatudou.htm で、名古屋市の取り組みを紹介させて頂きたいのですが、転載させて頂いてよろしいでしょうか?


何時もお世話になっています。
268 夢屋     2002 12/27 11:58

今日此れからケアマネとして働けるように面接です

在宅介護支援センターとはどこに行くのかこのテーマはもう少し時間を懸けて自分なりに考えたいです

「何処へ行くって何処行きゃいいんだ!」って植木等の歌がありましたが・・・

何時も此処から地に足つけて??
やっぱりもう少し考えます。



Re:在宅介護支援センターとはどこに行くのか
269 水戸 憲一     2002 12/27 18:59

こんばむわー。在宅介護支援センターについて、鷲見さんが書いてくれなかったら、ぼくは墓穴を掘っていたでしょう(笑)。

> ● 在介センターの「介護保険事業計画」上の位置付けについては、名古屋市は高齢者の保健福祉に関する総合計画として介護保険事業計画も包含した第2期計画となっており、介護保険の保険料で運営する施設ではないので、こだわらなくてもと私は思います。基幹型は別として経費の出所が異なる保険内外の事業を、中立な立場で一体として実施すること(二枚看板)に難しさがあるところです。

なるほどー。
政令指定都市と東海3県の市町村では少し計画の策定の方法が違うのでしょうか?

ぼくがコンサルタント業務において計画策定に関わった市町村のほとんどが、在宅介護支援センターを「第3期高齢者保健福祉計画」の中に位置づけており、浮いちゃっている状態というか、「その役目は終わった」というような扱い方でして、ぼく自身、「どうしてだろう?」と思っていたわけです。
このような計画を作る場合、各担当部署の担当者による実務者会議があると思うのですが、上位にある策定委員会には、そのような話題、つまり在宅介護支援センターが今後、どのような「あるべき姿」を目指すのか?といった課題は上ってきません。(そのぶん、第1号被保険者の保険料をいくらにするかといったことは何度も論議されましたが・・・)
計画書の構成順位にしても「地域福祉サービスセンターのほうを優先的にもってきてほしい」といった注文があったほどです。

そういうこともあって、このさい、在宅介護支援センターは「市町村地域福祉計画」や「健康日本21」の市町村計画において、「介護支援事業」から「介護予防事業」に転換したほうがいいんじゃないかと勝手に妄想していたわけです。(そうなると、設立の趣旨からズレてしまいますが)

>措置から契約の時代となり、福祉事務所・保健所のみから診療所・薬局のように身近に相談できる数が整わないと、要介護予防や生活支援事業の普及など「地域ケアシステム」はなかなか困難と思います。

ですから、鷲見さんの上記の意見というか分析の視点は「ああ、そうだよな」と思いました。

あと、ついでに「謎」を教えてほしいのですが、名古屋市の「訪問看護ステーション」は、なんで、「ケアマネジメントセンター」の二枚看板を付けることになったのでしょうか?名古屋市の場合、だいたい社協の隣部屋とかにあると思うのですが。。。



高齢者保健福祉計画・介護保険計画
270 水戸 憲一     2002 12/28 17:38

おもしろいというか、とても丁寧で理解しやすい次期「高齢者保健福祉計画・介護保険計画」のホームページを発見しました。

URLは、下記に記しますが、三重県津市の中間報告です。

在宅介護支援センターの認知度なども調査されているようです。

http://www.info.city.tsu.mie.jp/fukushi-hoken/korei-fuku/aa-tyutori/aa-tyutori-f.html



Re:高齢者保健福祉計画・介護保険計画
271 鷲見 修     2002 12/28 20:39

> あと、ついでに「謎」を教えてほしいのですが、名古屋市の「訪問看護ステーション」は、なんで、「ケアマネジメントセンター」の二枚看板を付けることになったのでしょうか?

水戸さん! 答えは簡単でお客さんのためです。
介護保険制度で2種類の事業をやっているから。
民間病院の訪問看護ステーションもすべてが居宅介護支援事業所とは限らないよね。
各区社協も、いろんな事業の実施のため数枚の看板を掲示しています。
 
> 次期「高齢者保健福祉計画・介護保険計画」のホームページを発見しました。

名古屋市役所のHPものぞいて見てください。 http://www.city.nagoya.jp  
 福祉と健康、NAGOYAかいごネット、名古屋市高齢者施策推進協議会、専門部会の順に開いて、第6回議事概要のところに在介センターのやり取りが少しあります。
余談ですが、部会長は日本社会福祉士会代議員の長岩さんです。
また、同じHPの「ホット情報」にある「高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画(案)に対する意見募集」のところに第2期計画案があります。

二上さん! 転載の件OKです。新年最初の社会福祉士掲示板のトピックスに「在介センター」を取り上げようかと考えていますのでご覧になって下さい。
 http://cgi2.tky.3web.ne.jp/~kuniakey/cgi/kaigi.cgi

個人指名の投稿になりごめんなさい。私あては「総合福祉相談室」の方へ。
  http://www15.big.or.jp/~welfare/mail/index.htm



Re:在宅介護支援センターとはどこに行くのか
272 夢屋     2002 12/29 00:03

鷲見さんの説明で、パズルのピースが少し埋まりました。

二上さんに紹介していただいた。
http://www1.tcnet.ne.jp/kaigoken/zaitakukaigosiennsennta-.htm
http://www1.tcnet.ne.jp/kaigoken/newpage2rixyokuhuuenkeijibann.htm
このページを、最近、よく読んでいます。
専門的なことから初歩的なことまで、いろいろな方が、書き込まれていて、幅広く肉厚ですね!!



Re:在宅介護支援センターとはどこに行くのか
273 二上 浩     2002 12/29 19:52

夢屋さん、紹介どうも有り難うございます。
もう一つ紹介させてください。

「素晴らしい地域活動」
http://www1.tcnet.ne.jp/kaigoken/newpage2subarasiitiikikatudou.htm

このページで皆様の発言を記録させて頂いています。
夢屋さんの掲示板も掲載させて頂く予定で進めています。

新しい年が、皆様にとって素晴らしい年になる事をお祈りしています。

鷲見様からトピックスで取り上げて頂きました

社会福祉士掲示板 http://cgi2.tky.3web.ne.jp/~kuniakey/cgi/kaigi.cgi にお約束通り、「在宅介護支援センター」を取り上げて頂きました。
ご紹介いたします。


トピックス 66
鷲見 修 さん 2003年01月05日(日) 09時12分
新年最初の今回は、社会福祉士が多く勤務されている「在宅介護支援センター」を取り上げてみます。

老人福祉法に「老人介護支援センター」として規定されたこの施設は、在宅の要介護高齢者又はその家族に対して専門職が相談に応じ、総合的なサービス調整等を行う機能が期待されており、実際には、市町村の直営のほかに、適切な運営が確保される社会福祉法人や医療法人、民間企業等に委託されて運営されています。

平成2年に始まり、現在全国に約8,000か所といわれているこの在介センターは、介護保険が始まって以来、本来の機能が介護保険事業に引き継いだような状態となり、方向性が見えない、地域での役割がわからないなどといったことから、職員の意識が上がらないといった声もよく聞かれます。広域で統括支援の「基幹型」と主に介護保険の居宅介護支援事業所を兼ねる「地域型」の2種類がありますが、それぞれ課題は多いようです。

ある都市の基幹型在介センター職員研修会での配布資料にあった参加者の活動事例を紹介します。
●地域ケア会議の出席者の発意で、地域型等も含めた協働事業として、「福祉フェア」を福祉機器の民間事業者の協力も得て開催し多くの参加者があった。
●地域ケア会議として、高齢者の保健・福祉に関するサービスと介護保険サービスを冊子にまとめ、住民及び介護保険事業者・福祉関係者等に情報発信を行った。
●ホームページの開設による各種情報提供と電子メールによる相談を実施している。
●事業をPRするチラシを、地域型と居宅支援事業所に所属するケアマネージャーの顔写真も入れて作成し関係者に広報し喜ばれた。
●「高齢者向け料理教室」を食事サービスボランティア団体や調理専門学校の協力で開催したところ中高生の参加もあった。
●開催した「体操教室」が自主グループとして継承され、サロン的な場として高齢者の居場所づくりに発展している。など

現在、要援護高齢者の実態把握で作成する「高齢者処遇台帳」様式の再検討とともに、保健所事業とのバッティングの調整やケアマネリーダーとしての支援事業、地域内でのサービスの質を高める活動などを地域福祉の観点から検討しているとのこと。

基幹型のワーカーと看護師の元気の良い意欲的な活動が、二枚看板で苦労している地域型のワーカーを励ましていくものと思います。
在介センターの社会福祉士さんのがんばりに期待したいと思います。



RE:トピックス 66
二上 浩 さん 2003年01月07日(火) 18時07分
鷲見 修 様
在宅介護支援センターを取り上げて頂いて、どうも有り難うございました。

ゴールドプランでスタートした在宅介護支援センター。
私は、「地域活動を内包した、ケアマネジメント機関」と理解しています。
元在宅介護支援センター・ソーシャルワーカーです。
今日は「内包した地域活動」の意味をご紹介したいと思います。

在宅介護支援センターには相談協力員を配置する事になっています(現在も)。
平成6年当時高岡市では、相談協力員の人選がなかなか決まらない状況でした。
その様な中で、新米のソーシャルワーカーが、担当地域の全民生委員さんを訪問していました。
その中に、市民生総務会長が居られ、「この地域だけの問題でないので、高齢福祉課から総務会に議案を出すように、その後で、担当地域の相談をしましょう。」とご指導戴きました。

この意向を高齢福祉課に伝え、総務会当日私は一人で、廊下で総務会が終わるのを待っていました。
総務会終了後、会場に呼ばれ「総務会で、校下の民生総務・副総務が相談協力員に決まった」と説明を受けました。
これ以降、民生委員さんとの距離が近くなった事は、言うまでもありません。
「研究会議NO2」http://www1.tcnet.ne.jp/kaigoken/newpage2kaigino2.htm 
是非、ご参照頂きたいと思います。


RE:トピックス 66
しかせんべい さん 2003年01月12日(日) 21時52分
支援センターに関する特集的な書き込みがあったことをうれしく思います。

当市における支援センターの介護保険施行後の活動方向について報告します。
介護保険施行前は、全国的にも先駆的に、ケアーマネージメント機能の発揮・小地域ネットワーク活動を中心に行っていましたが、介護保険施行前後から方向に迷いはじめ長いトンネルに入ったようになっていましたが、現在、介護予防を中心業務として
一、総合的な初期相談
二、高齢者公的福祉サービス申請受理、代行申請
三、介護保険利用者を原則的に除いた高齢者実態把握、介護予防プラン作成
四、相談協力員を中心とした地域ネットワーク活動
五、インフォーマルな社会資源創設の働きかけ
などを行っています。

高齢者人口の1割の介護保険利用者を中心とするのではなく、9割の自立・非該当の高齢者を要介護状態にしない介護予防にこそ支援センターの大きな役割があるとしています。
介護保険でケアーマネージメントによるサービス利用等とされていますが、介護保険未利用者に対しても同様に要介護状態にならないためにケアーマネージメントによる公的福祉サービス・インフォーマルなサービス導入等を基本にしています。
一人暮らし、閉じこもり、転倒骨折・痴呆予防対策などに介入していく力量と体力を今後さらに高めていく必要があります。

しかせんべい さんから取り上げて頂きました。

介護支援専門員掲示板 http://village.infoweb.ne.jp/~kuniaki/suda/care.cgi に、しかせんべい さんから投稿がありました。

支援センターの活動方向について
しかせんべい さん 2003年01月14日(火) 00時39分

市支援センター担当のしかせんべいといいます。
当市における支援センターの活動方向について報告します。
介護保険施行前は、全国的にも先駆的に、ケアーマネージメント機能の発揮・小地域ネットワーク活動を中心に行っていました。
介護保険施行前後から方向に迷いはじめ長いトンネルに入ったようになっていました。
現在、介護予防を中心業務として
1-1 総合的な初期相談
1-2 介護保険導入までの相談援助
2 高齢者公的福祉サービス申請受理、代行申請
3 介護保険利用者を原則的に除いた高齢者実態把握、介護予防プラン作成
4 相談協力員を中心とした地域ネットワーク活動
5 インフォーマルな社会資源創設の働きかけ
6 ケアマネからのソーシャルワークの依頼
による対応などを行っています。

高齢者人口の1割の介護保険利用者のみを中心とするのではなく、9割の自立・非該当・未申請の高齢者を要介護状態にしない介護予防にこそ支援センターの大きな役割があるとしています。
介護保険でケアーマネージメントによるサービス利用等とされていますが、介護保険未利用者に対しても同様に要介護状態にならないためにケアーマネージメントによる公的福祉サービス・インフォーマルなサービス導入等を基本にしています。
転倒骨折・痴呆予防対策や一人暮らし、閉じこもりなどに介入していく力量と体力を今後さらに高めていく必要があります。


RE:支援センターの活動方向について
元支援センターかごしまから さん 2003年01月14日(火) 21時29分

業務的にはあなたのおっしゃるとおりの活動がこれからの支援センターだと私も思っています。
しかし、現実的に介護支援専門員の資格を習得すると介護保険業務を主体に業務を行うよう事業主より業務移動命令、腰を据えて長い目で継続的に業務を遂行できる支援センターは多くはないのではないでしょうか。
また、市町村により地域ニーズが違ったして、支援センターに求められているものも違うような気がしますが。
なんとか我が町の支援センター業務を確立して地域に必要な資源の一つにしていく必要があると思っております。
ちなみに私が住んでいる地区は行政の手伝いにとどまっており、これから求められている介護予防的な業務を推進していないような気がしています。
いわゆる専門職でなくてもできる事務作業を支援センター職員にしてもらっているようでストレスを感じており、元支援センター職員として必要性有無まで感じているところです。
あなたのような行政マンがすぺての市町村に配属されることを期待するとともに声を大にして支援センターが専門職であることをアピールしてゆきましょう。
しかせんべいさん、 ありがとうございました。


RE:支援センターの活動方向について
ポッキー さん 2003年01月15日(水) 00時11分

大変うらやましく拝見いたしました。
確かに我がセンターでも同じ様な方向性を持ってはいるのですが、この財政難。来年度事業も介護予防の部分では補助金でなく人件費は交付金に変わるとか?
その中での予算要求もなかなか厳しいものがあります。
長い目で見てやはり9割の元気な老人をいかに支えてゆくかが大事だとは思うのですが上層部の理解を得るのも厳しいと思いませんか?
近隣のケアマネージャーもいろいろでインフォーマルサービスなんて関係ないわと言う考えの方もおり、在宅福祉制度についてわがセンターで各ケアマネに情報などを伝えてゆく必要があるのではと考えています。


RE:支援センターの活動方向について
ユキコ さん 2003年01月16日(木) 20時15分

自治体によって、在宅介護支援センターの内容、方向性が違っていいのですか?
私は在宅介護支援センター併設の居宅介護支援事業所のケアマネです。
併設は名目上、実際は支援センターと同じ所で電話の区別もありません。
常勤の支援センター職員が50件を超えるプランを作っています。
来年度から本来の相談業務、申請代行受け付け業務、介護予防、実態把握など、本来の在宅介護支援センターとしての役割を果たす、として保険者はケアプランの数を1人30件とするよう示しました。
ところが、それでは採算が赤字で、人件費がまかなえないため、管理職が保険者と交渉し45件となりました。
職員の中にはこれでも足りないと、能力のある人は50件、あるいはそれ以上持とうとしています。
福祉用具の展示、使い方の説明、試用貸し出しもしていますし、認定調査も、介護予防プランもしなくてはなりません。
自治体によっては、支援センターの職員にケアプランを作らせないところもあるようですが、支援センターにケアプランを作ってほしいという依頼が多いのも事実です。
ケアプランの数を厳しく制限しなければ、在介が本来の役割を果たせないのは目に見えています。
みなさまのところではいかがでしょうか。


補足です
ユキコ さん 2003年01月16日(木) 21時01分

ちなみにうちの常勤職員の給料は公務員なみです。
わたしは非常勤職員です。
常勤職員の高い「?」賃金を維持するために、非常勤や臨時職員が存在しています。


RE:支援センターの活動方向について
元支援センターかごしま さん 2003年01月17日(金) 00時07分
ユキコさんへ                           
ユキコさんの言われるとおりだと思います。
在宅介護支援センターは市町村の委託事業で居宅介護支援事業は介護保険 これまで支援センターは二枚看板で行っているところが多いのも事実ですが、これからの支援センターは要援護高齢者等支援でなく、しかせんべいさんが言われている介護予防的視点での方向に移行してくるのではないかと思っています。
但し、自治体の財政や母体施設等の運営方針もあると思いますが。
しかし、あくまでも支援センターは収入を得ない中立・公平の機関であってその活動が将来的会社の利益につながってくることで評価されるべきであると思っております。
これは居宅介護支援事業所の介護支援専門員も同様であると思いますが。
私はいかに介護予防的な活動を支援センター職員ができるか、いまが生き残る正念場であると思っています。
尚、前述したように自治体の支援センターの方針や会社の収支等の問題も違いますので一概には言えませんが・・・・。
個人的にはケアプラン、訪問調査などの業務でなく、地域のコーデイネート機能として地域型に基幹型にある相談・助言の機能があると居宅との兼務職職員の役割が見えてくるのではと思いますが。
もちろんその予算をいただけると尚、ありがたいと思っていますが。
基幹型が何のためにできたのか、活用したくてもできないキカン(いうことキカン)は早急に地域で評価して見直しをしたらどうでしょうか。
すみません、地域型がよくやっているとか・・基幹型全体が悪いというわけではありません。
最後に愚痴ってしまいました。


RE:支援センターの活動方向について
二上   浩 さん 2003年01月17日(金) 23時06分

しかせんべい さん 在宅介護支援センター関係の投げかけ、どうも有り難うございました。
緊急作業をしている為、13日から掲示板を開く時間がありませんでした。
返信頂いた皆様に、是非読んで頂きたいページがあります。
誠に失礼とは思いますが、私のホームページからURLを紹介させて頂きます。
ご意見等、メールで頂ければ幸いに思います。

在宅介護支援センターが介護保険実施後も在宅介護支援センターであるために
http://www1.tcnet.ne.jp/kaigoken/zaitakukaigosiennsennta-.htm
在宅介護支援センターは何処へ行くのか(緑風園掲示板より)
http://www1.tcnet.ne.jp/kaigoken/newpage2rixyokuhuuenkeijibann.htm
在宅介護支援センターは何処へ行くのか(愛知県社会福祉士掲示板より)
http://www1.tcnet.ne.jp/kaigoken/newpage2aitikennsixyakaihukusisikeijibann.htm
社会福祉士掲示板
http://cgi2.tky.3web.ne.jp/~kuniakey/cgi/kaigi.cgi
以上、ご参照頂きたいと思います。

RE:支援センターの活動方向について
しかせんべい さん 2003年01月18日(土) 18時12分

二上さんの支援センターの未来への熱き思いには頭が下がります。
元支援センターかごしまからさん、ポッキーさん、ユキコさんレスありがとうございます。
レスがあれば、がぜん意気込みが出てきますので持論の概略を以下に記入します。

1.そもそも支援センターの現状の問題点の発生の原点は、介護保険施行時において、国策として、市町村の支援センターの委託料収入と居宅介護支援事業の介護報酬を収入を得て、他の居宅介護支援事業所と競合しながら運営されるように決定されてしまったことにあります。(二枚看板ですね)
 ここからが、そもそも介護保険施行前の支援センターと介護保険施行後の支援センターの決定的な別れ道となってしまいました。
 というのも、介護保険施行前の一部の熱心な市町村、支援センター受託法人及び支援センター専門職は、自らが市町村及び地域の中で必要不可欠な存在となるまで地域の中で活動を行ってきました。
  しかしながら、心ない多くの市町村の支援センターでは委託料を、病院では地域に出ない院内MSWの人件費に充当したり、特養ではデイサービスやショートスティの送迎職員等の人件費に充当したりと、名前だけの職員をおいて委託料を濡れ手に泡でもらって、全く費用対効果のない事業としての現実があったことは否めないし、そのことの結果であったかもしれません。
 それを指導しきれなかった市町村にも責任はあるんですが。
 それと、介護保険のケアマネージメント業務を税金(市町村の委託料=国庫補助金)ではなしに、介護報酬で算定するためでもあり、民間事業者にも規制緩和をすすめることにあります。

2.そして現在、もといた支援センター職員は、居宅介護支援事業所に人事異動になったり、現状に嫌気をさして退職したり、支援センターに全く未経験の方が居宅介護支援事業所併設の支援センターに兼任で配属されたりと、支援センター専門職の層も薄くなり、支援センター新職員が支援センターの何たるかもわからず居宅介護支援事業所のおまけのように思っていたり、地域の中に入って地域福祉のネットワーク活動を行う視点も持ち合わせていなかったりと支援センターの自己否定につながるような状況を危惧しています。
 また、受託法人も利益につながる方向でしか支援センターを見なくなってきている傾向にも危惧を感じています。

3.老人介護支援センターは、「第2種社会福祉事業としての市町村の委託事業でもある支援センター」と「公益事業としての居宅介護支援事業」とに分けられ、また経理区分も分かれています。
 ここの整理がまず必要です。
 いまから論ずることは、
1 介護報酬をもらう居宅介護支援事業所としての支援センターではなく、
2 市町村の委託事業でもある支援センターのことなんです。
 事業内容は老人福祉法や国の要綱で規定されています。

4.未来志向型で考えるなら、市町村の委託事業でもある支援センターを消滅させないためにも、費用対効果を現していくためにも、
1-1 総合的な初期相談
1-2 介護保険導入までの相談援助
2 高齢者公的福祉サービス申請受理、代行申請
3 介護保険利用者を原則的に除いた高齢者実態把握、介護予防プラン作成
4 相談協力員をはじめとして地域ネットワーク活動
5 インフォーマルな社会資源創設の働きかけ
6 ケアマネからのソーシャルワークの依頼による対応
 などを行い、高齢者人口の1割の介護保険利用者のみを中心とせず9割の自立・非該当・未申請の高齢者を要介護状態にしない介護予防にこそ支援センターの大きな役割があるとすべきだと思います。
  国や自治体の財政難等により国庫補助方式から地方交付税方式に在宅福祉事業費補助金が一部移行になりますが、とりあえずは平成15年度は大丈夫とは思いますが、平成14年度補助基準額の2,890,000円の支援センター基本委託料ですら有効に生かされていると一部ではなく大多数の住民から評価や実態がないと、それ以降どうなることやらと思っています。

5.本当に地方自治体も支援センターも老人医療費や介護給付費の増大に歯止めをかけるべく健康増進・介護予防にシフトしていかないと思っています。
 
 ほんと、長くなりました。申し訳ありません。


RE:支援センターの活動方向について
? さん 2003年01月19日(日) 00時57分

 市町村の委託事業である在宅介護支援センターと介護保険での居宅介護支援事業所の役割の境界線は何だろうかといつも気になる私です。

  私が居宅介護支援事業所のケアマネとして何回となく事業所を変わったものの、どこにも不正がつきまとう悲しさ・・・。
  そのなかで、どことも多いのが申請代行のいい加減さです。
  利用者を得ようとするあまり、今、サービスを必要としない人に対する説明不足と、サービス利用予備軍とでもいいたげな事業者側の利用者確保。
  そして、代行申請すると要介護認定調査が委託されて事業者が言うには「せめて要支援になるようにしたげて」・・・とんでもありません。
  私は「事実しか見たとおり、聞いたとおりしか書けません」と答えますが、結果が自立だったり介護度が下がったりすると、ケアマネが責められる。
 サービス利用率が下がったから認定調査には意識するように・・などと、どことも言われる。
  これでは、併設事業所のセールスマンでしかありません。

 在宅介護支援センターは、そういう面においては公平中立が守られやすいと思います。
 介護保険の正しい運用も指導できる立場にあるはずですが、はたしてそうとばかりがいかないのが、介護保険後の現状です。
  ケアプランで報酬を上げなければ委託料の減額でいたしかたないところなのでしょうか?
 本来の仕事であるべき役割が十分できないのでは・・・。
 介護予防については、もっとも大事な役割だと思います。
 それと「発見する福祉」・・二上さんがよく提言されている言葉ですが。

 介護予防については、居宅介護支援事業所のケアマネも意識してケアプランに取り組んでいくべきところだと日頃から思っていますが、支援センターではそれを地域のなかで形づくっていろんな計画を立てることが必要だと思います。
 そういう場に参加できるよう助言するのは介護支援事業所のケアマネにもできます。
 そこにひとつの情報の流れを連携させることが大切になってきます。
 介護予防に限らず、必要な方の生活をマネジメントしていく過程で地域の情報を共有しながら公平なサービス提供ができる方向への援助、そこには在宅介護支援センターがなくてはならないような気がします。
 もちろん、居宅介護支援事業所が公平中立であることも大事な課題ですが。


RE:支援センターの活動方向について
元支援センターかごしま さん 2003年01月19日(日) 10時19分

 昨夜は体調不良で返信できない状況でしたので・・・      
 しかせんべいさんありがとうございます。同様な意見です。
 「支援センターがなぜ存在するのか」、いつもいうことキカン(基幹支援センター)に投げかけているのですが・・・。
 地域住民のフォローをする目的でできた支援センターが行政の一方的な指示・命令や母胎施設等の考えなどで歪められていることは事実だと思います。
 介護保険制度発足後、予防的な視点での訪問活動での実態把握加算を中心とした基本的業務内容が多いのとおいますが。
 生かすも殺すもこれを有効に整理しないと実態把握もできないと思いますが、曖昧・・。
 地域の実情を再見直しする意味でユキコさんが投げかけた「地域によって支援センターの業務は違うのですか?」の問題を来年度、全ての自治体、地域の支援センターは協議会等を通じて整理しなければ再来年度の支援センターの行方は見えないものになるのでは思います。
 特にどこも市町村合併等の問題もありますし・・。
 たとえば介護予防的かかわり業務を主体にするのであればセンター職員の職種を看護師及び保健士に限定するとか(その場合自治体の保険事業に関する専門職と一本化するとか等)、居宅介護支援事業所との二枚看板を取り払うが介護支援専門員を取得している職員にするとか・・その場合委託費の問題が生じてきますが、どちらにしてもゴールドプラン21の方針はわかりますが、地域実情等を踏まえた業務内容、それを明確にしないと先に進まない問題です・・。
 今日は私見と地区の実情を思いのまま文書化しましたので内容が偏ったり、不明な部分があるかもしれませんが・・。そのまま送ります。


RE:支援センターの活動方向について
二上   浩 さん 2003年01月19日(日) 21時02分

 昨年の3月頃の事でした。
 丁度、公正取引委員会から「囲い込み」に関する意見書が出た頃です。
 厚生労働省に一通の提言書をメールで送りました。

 提案内容は
 一、在宅介護支援センター委託費を介護保険前の水準で支払う。
 二、ケアプラン作成により生じた報酬は、委託元の地方行政機関の収入とする。
 三、その他、国が地方へ下ろす「地域の連携」に関する事業予算は、地方行政機関への予算付けとし、委託先により、各々事情を考慮するものとする。
 という内容です。
 介護保険法スタート時点での間違い を、ご参照頂きたいと思います。

 元支援センターかごしまから さん は次のご意見を述べておられます。

個人的にはケアプラン、訪問調査などの業務でなく、地域のコーデイネート機能として地域型に基幹型にある相談・助言の機能があると居宅との兼務職職員の役割が見えてくるのではと思いますが。

 私も同感です。
 在宅介護支援センターは地域活動を内包してスタートしました。
 相談協力員制度が具体的な例と考えます。
 私は民生委員さんを町内のパイプ役として、地域に図々しく侵入しました。
  ソーシャルワーカーの役目と考えたからです。
 在宅介護支援センターは、地域における保健・医療・福祉のネットワークの要と考えます。
 又、地域住民に向けても、個人情報が集まるネットワークの要となる必要性を感じております。
 地域に潜在する「介護問題」(私は介護に関わる家族・親族の問題と考え、HPを作りました)を発見できる地域のネットワークを作る原動力となれるのは在宅介護支援センターしかないと考えております。
 元在宅介護支援センター・ソーシャルワーカー、現在は一市民です。
 困難事例を進んで解決し、地域のケアマネジャーの範となる。
 その様なソーシャルワーカーの方の存在を信じて、そして、その様なソーシャルワーカーの方が地域を変えてゆかれる事を信じて、 現在は部外者ではありますが、提言をさせて頂いております。

・アパートの一室で、寂しく生涯を終わられる。
・退院の日の午前、夫が妻を殺害・・・。 等など。

 日本型福祉国家(現在は言葉として、日本型福祉社会に移っている様子ですが)を目指す日本の現状として寂しいものを感じます。
 在宅介護支援センター職員の皆様、ケアマネジャーの皆様、地域にネットを張ることはそんなに難しい事ではありません。
 日々の連絡調整業務がそのまま人と人のつながりになります。
 そのつながりを大切にして頂きたいと思います。

RE:支援センターの活動方向について
二上   浩 さん 2003年01月19日(日) 21時11分

 追伸です。
 掲示板ではしばらくすると過去ログに入ってしまいます。
 せっかくの議論、過去ログに入らない為にも、私のHP愛知県社会福祉士掲示板より に追加掲載させて頂いてよろしいでしょうか?
 皆様にお伺いいたします。

RE:支援センターの活動方向について
しかせんべい さん 2003年01月22日(水) 02時04分

 ?さんレスありがとうございます。
 そして元支援センターかごしまさん再再レスありがとうございます。
 そして二上さんBCCメールで送信して、この掲示板での支援センターの方向性議論のことをみなさんにお知らせいただいてありがとうございます。
 二上さんのサイトに掲載していただけるなら光栄です。

1.基幹型支援センターについての考え方ですが、地域型支援センターを指導統括できるのは専門職が配置されている(ゆうこときかん?)基幹型支援センターでないと無理だと思います。
  というのも、以前県内自治体支援センター担当者会議がありました。
 そこでの一般行政職員の方は、支援センターの活動というものを、事務事業としての捉え方(それも大事ですが)をしている方が大半でした。
 支援センター・地域ケアーに対する明確なビジョンを持っている市町村を除いては、当県における状況でもこういうですから全国的にでも市町村役場の支援センター担当者は同様な状況かと思います。
 私自身は、たまたま社会福祉士・介護支援専門員の資格を有した一般行政職ですが異動すればそれまでで、いきなり異動してくれば新任者は、支援センターのことってちんぷんかんぷんです。
 そこで支援センターの専門職を指導するなんて逆なでするようなものです。
 当市の支援センターを全部あわせると専門職は、75名の方がいらっしゃいます。
 みんなが会議に集合すればすごい雰囲気ですよ。
 いろんな考え方を持っておられますから方向性をまとめていくだけでも大変です。
 ならばいっそう基幹型支援センターをつくりそこに専門職を配置し、地域ケア会議を設置し、
1 地域型支援センターの指導統括
2 ケアマネ支援
3 介護予防対象者の特定
4 地域ケアー体制の確立
 などをさせようと国が無理に役割を考えるのも無理はありません。
  しかしながら、地域型を経験せず、いきなり基幹型をおいても、経験値もなくソーシャルワークの実践もない専門職ガ配置され、支援センターのビジョンもなければ、地域型に突き上げられて悲惨な状況となることもありますが。

2.つぎに基幹型支援センターに配置されるケアーマネージメントリーダーについてですが、そもそも自治体に中に地域ケア体制が既に構築され、支援センター・居宅介護支援事業所・サービス事業者などを含んで医療・保健・福祉のネットワーク体制ができ、そして、住民方との地域ネットワーク体制ができていれば本来必要のないものですが、そんな体制はほとんどできていない。
 ならば基幹型支援センターに、ケアーマネージメントリーダーを現有職員として、制度化してその構築をしていこうと国が考えるのも仕方のない面もあります。

3.ですがこれまた屋上に屋上を重ねているような気がします。
 基幹型支援センターだけに限らず、地域型支援センターにしてみても、レスにあったように「介護保険での居宅介護支援事業所の役割の境界線はどこにあるのかという疑問も当然湧いてきますし、そしてまるで併設事業所のセールスマンじゃないのかというジレンマ」も起こってきます。
 前述していますが、これらの問題点の発生の原点は、介護保険施行時において、国策として、市町村の支援センターの委託料と居宅介護支援事業の介護報酬の両収入を得て、他の居宅介護支援事業所と競合しながら運営されるように決定されてしまったことにあります。
 そこに尽きると思います。
 このことをどうにかしない限り解決しないように思いますが、これまたできるともいささか考えにくいです。

4.また、全国在介協の提起している方向性として、老人福祉だけでなく、精神・知的・身体障がいや児童などまで含めた総合相談のできるワンストップサービスの支援センターにしようという方針のようですが、とても素晴らしいことと思いますし、実現できるものならばと思いますが、現に精神・知的などの地域生活支援センターも存在しており、法の縦割りの中で各法またがった支援センターが当面できるともいささか考えにくいです。

5.こういった1〜4までを改革・実現できるならともかく現状において不可避とするならば、今の基幹型支援センター及び地域型支援センターをよりベターな方向に持っていくとすれば、どうしても条件闘争的な考え方にならざるを得ません。
 そうなったらダメとお叱りを頂くかもしれませんが。(二上さんごめんなさい)
 こういう考え方により、私の持論に一応帰結することになります。
 たいへん長くなりましたのでとりあえずここでおきます。
 また次の機会にこうしてお話しできればいいですね。


RE:支援センターの活動方向について
二上   浩 さん 2003年01月22日(水) 18時10

しかせんべい さん

そして二上さんBCCメールで送信して、この掲示板での支援センターの方向性議論のことをみなさんにお知らせいただいてありがとうございます。

 えェ???。どうしてご存知なのですか???

 現状は確かに厳しいものがあることは、インターネットを通じて十二分に理解しているつもりです。
  しかし、制度を動かすのは、それに関わる専門職・関係者である事も事実です。
 一人でも多くの方々に、地域ネットワークの必要性を、在宅介護支援センターの役割の重要性をご理解頂く為に、今後も発信を続けて行きますので、よろしくお願い致します。

 尚、お言葉に甘えまして(他の投稿者の皆様にもご了解頂いたものと理解させて頂いて)、現在手掛けている作業が終わりましたら、HPに掲載させて頂きたいと思います。
ありがとうございました。

在宅介護支援センターの地域活動

329 二上 浩  2003 03/24 18:52

夢屋 さん お久しぶりです。ここでも投稿させて下さい。

二月初旬、富山市の「コーディネーター制度」をBCCメールでご連絡した所、実は高岡市にも「新事業」として計画がある事をお知らせ頂きました。
そして「高齢介護福祉課が、あなたのHPに非常に感心を持っており、会って意見交換をしたいと言っている」と連絡を頂きました。
お会いする前に、考え方を整理する意味でレポートにまとめました。
http://www1.tcnet.ne.jp/kaigoken/newpage2repo-tono4.htm
ご参照下さい。

市議会開会前日の三月二日、市高齢介護福祉課主幹と基幹型在宅介護支援センターの方々と、私を含めて四人で、親しく懇談させて頂きました。
「議会も始まる事だし、内容の公開は議会が終わってからにして頂きたい。」という希望でしたので、今日まで公開を待ちました。
懇談内容のポイントを「介護研ニュース新事業特集」にまとめました。
http://www1.tcnet.ne.jp/kaigoken/newpage2nixyu-sutokusixyuu.htm    
ご参照下さい。

HP『高岡発・介護問題研究会議』は私の過去の実践を基に作りました。
在宅介護支援センターは「地域活動を内包したケアマネジメント機関」であるという考え方が基本になっています。
今、その「内包した地域活動」が『新事業』としてスタートする事になりました。
富山市は「コーディネーター制度」と言っていますが、高岡市の新制度名を聞いて来るのを忘れました。
在宅介護支援センターの地域活動に視点を向けて頂けた事に、素晴らしさを感じています。
元ソーシャルワーカーに『新事業』に対する意見を求められた高齢介護福祉課主幹並びに基幹型在宅介護支援センターの方々に感謝しております。(意義を感じております)
話が進む中で、基幹型のお二人には口をそろえて「私達が今しようとしている事と同じだ」と感激して頂けました。

全国で、「地域活動を内包したケアマネジメント機関」としての在宅介護支援センターが、本来の機能を発揮される事を心待ちにしています。

このページについて、ご意見、ご感想などEメールをいただければ幸いです。

「介護問題」と「地域の連携」
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