車内収容等のため、ストレッチャーのベッド部を引き上げると同時に、支持棒下端のフックが固定金具から自然に抜け出る
構造となっているため、解除操作は全く不要である(図8)。
また、この固定金具からフックが抜け出ると同時に、メインフレームと角パイプに設けた牽引用バネが作用して、両支持棒は、
地上に対して垂直状態を保ったまま、各メインフレームに接するまで牽引される(図12)。
(5) 車内収容状況の説明
車内に収容する際には、ストレッチャーの構造上、ベッド部を一旦最上段まで引き上げなければならず、また、両脚部は車内
収容とともに後方に重なり合うようにたたみ込まれる構造となっている(図13)。
この時、前脚部と後脚部との間に、横方向に約2cm程度のスペースが生じるため、脚部上端が後方にスライド移動することで、
このスペース内に各支持棒が自然に入り込む構造とした。
このため、車内収容時における操作には全く支障なく、この場合もなんら操作を要しない。
6 考案装置装着の効果
この装置の装着状況は、今回はストレッチャーを改造できないため、本装置の設置予定とする位置に仮設置した。
次に、実際の効果を確認するため、木製の支持棒2本を本装置の支持棒が固定される位置とほぼ同一位置に固定して、心マ
ッサージを繰り返し実施したところ、次のとおりの結果が得られた(図5・14)。
なお、今回は、両支持棒の上端に接するアンダーキャリッジのパイプバーが細くて柔軟であったため、支持棒装着時の沈みが
若干大きくなった。
<体重75kgでの実測結果>
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支持棒なし |
支持棒あり(2本) |
| ベッド部の沈下状況 |
3〜4 cm |
0.5〜1 cm程度 |