ときめきメモリアルGirl’s Side
鈴鹿和馬×主人公ショートストォーリィィィ(読まなくていいよ!/逃)
「日曜日」
バスケもなくて、あいつとの約束もない休みの日。
どうしても早く目が覚めちまう…。…ああ?まだ5時だぜ?健康的にも程があるっつーの。
当然、こんな朝っぱらから俺の待ってるものは来るはずねえ。
いつもみてえに走ってくっか。
いつもみてえに、外に飛び出した。やっぱ、いつもより走るテンポが上がってら。
こんなペースじゃすぐバテちまうぜ…と思いながらふと、腕を見る。
そこにはさっきからほとんど進んでねえ腕時計。
あいつにプレゼントした時計もこんな色だったな…もちろんメーカーは同じでさ…
…ってもちろんってなんだよ!!?っかぁー…我ながら俺ってホントバカなヤツ!!
すぐ視界からそれを追い出す。でも意識はそっちに行ってしかたねえ。
振り払うように、落ちかけてたテンポを上げるべく猛ダッシュ。
すると見えてくるのが、あいつのバイト先の喫茶店。
ここを通るために前のジョギングコースを無理矢理変えたのはいつだっけな…
くそっ、またあいつかよ!
さらにテンポを上げる俺。
…はぁ、はぁ、はぁ…はぁーーーー……。
さ、さすがに…バテちまわあ…。ったく…健康以外の…何ものでも…ねえ…。
いや、スポーツ選手(ってかバスケな)だから健康管理は当然なんだけどよ。
スタミナとダッシュに磨きかけるってのは当然だけどよ。
それから俺は部屋でバッシュ磨いたり、眺めたり、並べたり、
ボール磨いたり、回したり、置いたり、回したり、
時計見たり、溜息ついたり、傍の電話を眺めたり、ボーっとしたり…
とりあえず記憶に残んねえようなことをする。
「そろそろかなぁ…」電話を恐る恐る持つ…電話は小刻みに震える…
バイブ機能じゃねえ、俺の手が震えてんだよちくしょう!
「そ、そろそろかな…」何度つぶやいてんだよ俺は。
動かなくなった電話を持ち、ボーっとする…
そこへ電話の受信音!!!!
「うわっ!」とっさに立ち上がる俺。
とりあえず、大きく息を吸って「……はい」
「あ、和馬君くん?〜だけど」
あいつの声。聞くなりいきなり力が抜ける。
が、体勢を持ち直そうとまた力を入れる、が
「な、なんだ!?あ……う、うわっ!!」
その瞬間、片づいてない部屋にころがっている何かにつまずく。
がしゃーん
「ど、どうしたの!?」
「あ、い、いやなんでもねぇ!……んで、ど、どうかしたのか?」
「あ、あのね……」
いつものように間を取るあいつ。…かぁーっ!この間が一番緊張すっぜ!!
しっかしさっきの、かなり情けねえなあ俺…。
日頃からバスケで培ってるバランス感覚と強靱な足腰が聞いて呆れるってよ…。
ふにゃ…とまた力が抜ける。
「○月○日に○○に行かない?」
!!またまた同じようにしゃきっと立ち上がる俺。
「お、おう。どうせヒマだからよ。い、一緒に行ってやるぜ」
「じゃ、〜で待ちあわせだよ!」
「あ、ああ、い、一応、楽しみにしててやるよ」
…電話終了。
ふぅぅぅ…。またまた力が抜けて、座り込む俺。
「…………よっしゃぁぁぁぁ!!!!」
少し後で湧いてくる実感。座ったまま、ガッツポーズ!
くっそー!はやく○日に…いや、明日になんねぇかなぁ!!!
おお?なんか動きたくなってきたぜ…ちっと、走ってくっか!
・
・
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…………はぁ、はぁ、さ、最近、…タ、タイムが早くなった気がする…ぜ…はぁ、はぁ…。
ま、まぁ、良いことなんだけどよ…
次は俺から誘ってみっか…。 END
あとがき?
…ギャーついにやってしまいましたよ!和馬最高!ラヴ!
ってか…文章変ですねぇ。あぁ泣けてくる。でもいいの!自己満足よ!
…くはぁ!ダメダメじゃん俺!読んでるだけじゃ飽きたらず…あわわわわ
でもかなり楽しく書いてま〜した♪(爆)2002年7月14日完成?

