日 英 博 覧 会    図録より

                                    1907年 明治43年


   日本、 英国の 日英同盟締結により、日本の威信を示す為に開催された

            明治期最後最大の博覧会であった、今日多くの名品と呼ばれる作品が

                     当時の図録に掲載され共に現在まで伝えられています。

                                      菅 原 道 真 

            2006.12.11。 雲海作品の代表作が新規に発見されました。ただこの作品は既に制作されて発表されている作品の

            再制作された作品であり、人気のゆえに制作されたことが伺えます。ここでこれらの作品の人気、制作再発注が40cm前後の床の間

            に飾るのに適した寸法であり、制作日数も価格的にも上級嗜好者向きする作品が数点づつ制作されたことが、判明いたしました。

            それでは、この米原雲海作  この「清宵」作品は他に有るのではと思い調査いたしました。まずは 明治40年 第1回東京勧業博覧会の

            写真と 次に明治43年 日英博覧会 図録と同一の作品であるか、又この現作品が 写真 図録と同一であるか検証いたしました。

            幸いにもこれらの掲載されております作品の写真角度がほぼ同じにて、縮小 拡大を繰り返し同寸 241ミリにて統一し 重ね合わせ

            光線にて透かせ合わせました処 寸分違わぬことが判明いたしました。これにより この作品は「明治40年 第1回東京勧業博覧」1等賞

            「明治43年 日英博覧会」金賞を賜った作品であったことが確認されました。では他に同等作品が存在するのか?彫を木目に逆らって全体に渡り

            90度横に彫るといった作品は 現在のところ 他に拝見しておらず、彫刻家に問い合わせしましたが、3倍の労力と技術が必要につき、理論的には

            可能であるが、まずそのようなことをする人はいないであろうとのこと。とすれば 彼の出世作と言われ100年弱 図版でしか視れなかったこの

            作品は高さ65cmの寸法であり、2点とは制作されていないと思われます。100%とは言い切れませんが、あればそれは又素晴らしい作品であり

            ブロンズや版画と異なり それぞれがオリジナルの作品であることが、木彫作品の最高の魅力であります。重ね合わせて判別することには

            恐怖と困惑が漂いもし違っていればと、半信半疑にて検証いたしましたが、《京都 知恩院 鰐口「なんでも鑑定団」出演》、1900年巴里博覧会

            金森宗七製花瓶、塩崎利平製花瓶、山川孝次花瓶、などと同様の経過でありました。


                                    

                                

                       

                            日英博覧会   図録  第 64   清宵 《木彫》  米原雲海

                                  日英博覧会  金賞 受賞 明治43年

                                1904年 第1回 東京勧業博覧会 1等賞 

                          1907年 日英博覧会 金賞 ≪ 菅原 道真公 11歳想定し制作

                             梅の木の袂にて漢詩を詠む想いに耽る姿≫

                         
 【 国登録】 登録美術品   第16号   

                          2002.7 より  島根県立美
術館 寄託.

                          2007.11より 東京国立近代美術館 本館 寄託中

                     

                        

                               1904年 第1回東京勧業博覧会 1等賞

                        笛の音   ≪第64図の 清宵 と共に日英博覧会出展するも この 笛の音

                        作品は賞を得ず、日本のと西洋での鑑賞 審査基準とでは 異なることが判明す

                           


                            
                                      鋳銅 「ブロンズ」  嬌智

                         
 1904年 第1回 東京勧業博覧会 3等賞 米原雲海 製作 ブロンズ
                           江澤 金五郎 出展

                                        



                               1907年 日英博覧会 銀賞 平田重光 作≪59html〜64htmlの

                                   平田重光 HPの項を参照ください≫平田重光

                                    

                                                                     1907年 日英博覧会 山田長三郎宗美 名誉大賞 
 
                                                   鉄槌起牝牡獅子置物
≪20htmlの 山田宗美 HPの項を参照ください≫山田長三郎宗美.。

                                  

                

                                荻原守衛  ブロンズ 宮内氏像 明治42年   30歳 最晩年作

                                        荻原守衛  ブロンズ 宮内氏像 明治42年   30歳 最晩年作

                                                       

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